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【話題株】スズキはインドでのスト終了と伝わり引け際1700円回復
■「未定」の今期業績予想にも期待高まる
スズキ <7269> は17日の大引けにかけて堅調相場となり、引け際に本日の高値1700円(14円高)まで上げ、終値も1693円(7円高)と反発した。後場、インド拠点で発生していた労働争議が終了と伝えられたことを好感。外為市場で後場ユーロ安が進み、全体相場が一段下押した中で逆行高となった。
この日の午後、同社のインド法人マルチ・スズキ・インディア社のマネサール工場(同国北部ハリヤナ州)で6月4日に始まったストライキが16日に終了し、同国株式市場でマルチ・スズキ株が一時3.69%高と伝えられた。同工場の生産規模は年間35万台、スト期間に1万3000台は生産できたと伝えられ、影響がこのレベルにとどまるなら見直す余地ありとの見方が広がった。
今期の業績予想は、同社の場合も「未定」としており、17日の17時現在未発表。ただ、6月10日に発表したトヨタ自動車 <7203> 、14日に発表したホンダ <7267> は、ともに翌日の株価が好反応となったため、株主総会の開催予定日である29日までには発表されると期待が高まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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