農機具レンタル市場、2025年には664億米ドルに、CAGRも7.3%で成長すると予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-05-01 13:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「農機具レンタルの世界市場:装置の種類別 (トラクター、ハーベスター、噴霧器、ベーラーなど)・出力別・駆動方式別 (2輪駆動、4輪駆動)・地域別の将来予測 (2025年まで)」 (MarketsandMarkets) の販売を5月1日より開始いたしました。

農機具レンタル市場は、2020年の468億米ドルから2025年には664億米ドルに達し、CAGR7.3%で成長すると予測されています。この市場は、世界的な人口の増加、熟練労働力の不足、機械化の増加、食用穀物の需要などにより、大幅な成長が見られます。

駆動方式別では、四輪駆動の分野がより早く成長

四輪駆動トラクターは、主に100~2,000haの大規模営農に使用される頑丈な機械です。牽引力が非常に高く、ホイールスリップ量やホイールパワーも強いのが特徴です。ボディは摩耗や破損に強く、耕作時間の短縮にもつながります。4WDトラクターの需要は、米国などの先進国から、大半が大規模農家である欧州までおよびます。また、農業の機械化導入率は95~99%を占めています。

機器タイプ別では、収穫機分野は高いCAGRで成長

収穫機は、穀物を効率的に収穫するために設計された多用途な自走式の機械です。刈り取り、脱穀、選別の3つの別々の収穫作業を1つの収穫機にまとめています。刈取作業の人件費の高さや作業員の不足などの、問題の解決が、刈取機の需要拡大の主な要因となっています。 

出力別では、71~130馬力が市場を支配

71~130馬力のエンジンは、4WDトラクターが主で、2WDトラクターの一部モデルにも搭載されています。アジア太平洋地域の、機械化に努めている国々では、このようなトラクターの需要が増加しています。先進国では、消費率の増加、食料生産の必要性、農場での電力需要、大規模農地などの要因により、このタイプのトラクターの需要が高くなっています。

アジア太平洋地域ではトラクターや収穫機のレンタルが市場を牽引

国連食糧農業機関(FAO)によると、2016年の世界の耕地面積は40%をアジア太平洋地域が占めています。この地域の農家では、米、パーム、綿花などの作物の生産が増えています。さらに、農業分野では、労働集約的な農業から先進的農業機械利用へのシフトが進んでおり、トラクターをはじめ、収穫機や散布・脱穀機などの各種農機具のレンタル需要が増加しています。また、インド、中国、ベトナム、タイなどの発展途上国での、各種農業機械への投資は、作物生産量の増加につながっています。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama932126-farm-equipment-rental-market-by-equipment-type.html

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