過半数が自宅にいる時間が増えたことで 身体的/心理的な変化を感じていると回答。「義親」と同居している人の7割超に心理的な影響が!

プレスリリース発表元企業:株式会社エアトリ

配信日時: 2020-04-21 08:30:00








 One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、エアトリ旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業、ライフイノベーション事業と投資事業を手掛ける株式会社エアトリ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO:柴田 裕亮、証券コード:6191)は、20代以上の男女1,035名を対象に「同居人との関係の変化」に関する調査を実施しました。


調査背景


 海外では新型コロナの影響で自宅にいる時間が増えたことで心身の不調が出たり、DVや虐待が増えているという報道も出ています。日本でも緊急事態宣言が出され、休業・休校要請や外出自粛がより一層強く促される状況となった今、同居人との関係にどのような変化が出ているのか調べました。


調査結果概要


調査1:(家にいる時間が長くなった人)自宅にいる時間が長くなったことで、心理的・身体的に変化はありましたか?


 身体的に変化があったのは32.9%、心理的な変化は39.2%の人が感じている。


―5人に1人は「心理的にも身体的にも変化があった」と回答しました。


調査2:【同居相手別】自宅にいる時間が長くなったことで、心理的に変化があった人の割合


 最多は「義親」、続いて「実祖父母」に。


―日頃はそこまで深く付き合うことがない人と長く一緒にいることで心理的に変化が生まれているようです。


調査3:(家にいる時間が長くなった、かつ同居人がいる人)自宅にいる時間が長くなったことで同居人との関係に変化はありましたか?


 16%の人が同居人との関係に「変化があった」と回答。


―「関係が良くなった」が7.8%、「関係が悪くなった」が6.3%とほぼ拮抗しました。


調査4:(同居人との関係に変化があった人)関係が良くなった/悪くなった同居人は誰ですか?


 最も関係が良くなったのは「子供」、悪くなったのは「実祖父母」


―実親は「関係が良くなった」と「関係が悪くなった」が同率に、配偶者/パートナーは「関係が良くなった」がやや「関係が悪くなった」を上回りました。


調査結果


調査1:(家にいる時間が長くなった人)自宅にいる時間が長くなったことで、心理的・身体的に変化はありましたか?


 半数近い49.3%の人が「変わらない」と回答した一方で、「心理的にも身体的にも変化があった」が21.5%、「心理的に変化があった」が17.7%、「身体的に変化があった」が11.4%と過半数の人が何かしらの変化を感じていることが分かりました。
 「心理的に変化があった」人は39.2%となっており、そのほとんどが「ストレスを感じる」「イライラする」といったマイナスの内容となっていました。


画像 : https://newscast.jp/attachments/ooMDQe7Bu2bMrn69UKvd.jpg


●「身体的に変化があった」「心理的に変化があった」人の詳細


・先が見えない不安感に襲われ、気分が塞ぐことがある。それに伴い、頭痛や肩凝りが悪化している。(40代・女性)
・一人暮らしだと喋る相手がいないので寂しい。(20代・女性)
・在宅ワークをしていると夕方あたりに閉塞感を感じ、もやもやとした気分になることがある。また勤務中、ふとした時に自分のことを考える時間が増え、転職や移住を考える。(30代・女性)
・外に出ない時間が増えストレスがたまります。夜眠れません。(70代・女性)
・週末どうしても外出しなければならないことがあって外出すると、罪悪感にさいなまれる。(40代・女性)
・子どもが在宅なので三度の食事作りが苦痛。子ども自身も飽きていて、かと言って外食というのもこのご時世どうかと思うので家で、となる。運動量も減り大丈夫かと少し不安。(50代・女性)
・義母と顔を合わせる時間が増えて辛い。(40代・女性)


調査2:【同居相手別】自宅にいる時間が長くなったことで、心理的に変化があった人の割合


 自宅にいる時間が長くなったことで、「心理的に変化があった」と回答した割合を同居相手別で調べたところ、最も多かったのが「義親」(71.4%)、続いて「実祖父母」(52.6%)となりました。
 日頃から深く付き合うことの多い、「実親」「子供」「配偶者/パートナー」はそれぞれ40%台となっていることから、日ごろそこまで顔を合わせる機会がなかったり、遠慮がある同居人がいる人ほど心理的変化が生まれている可能性が窺えました。
 また、「単身」で心理的変化があった人は28.1%となっており、単身よりも誰かしらと同居している人の方が心理的な変化を感じる傾向にあるようです。


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調査3:(家にいる時間が長くなった、かつ同居人がいる人)自宅にいる時間が長くなったことで同居人との関係に変化はありましたか?


 家にいる時間が長くなったと回答した同居人がいる人に対し、自宅にいる時間が長くなったことで同居人との関係に変化があったかどうかを聞いたところ、「関係が良くなった」が7.8%、「関係が悪くなった」が6.3%、「関係が良くなった人と悪くなった人がいる」が1.9%と16%の人に何らかの変化が生まれたことが分かりました。
 調査1において約4割の人が「心理的に変化があった」と回答した一方で、同居人との関係は「変わっていない」が大多数を占めており、多くの人はストレスを感じても同居人に当たったりせずに一人で耐えていることが窺えました。


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調査4:(同居人との関係に変化があった人)関係が良くなった/悪くなった同居人は誰ですか?


 それぞれの同居相手に対して「関係が良くなった」「関係が悪くなった」と答えた割合をそれぞれ調べたところ、もっとも「関係が良くなった」と答えた割合が高かったのが「子供」(10.8%)、反対に最も「関係が悪くなった」と答えた割合が高かったのが「実祖父母」(10.5%)となりました。
 調査2で2位に入った「実祖父母」がこの調査においても「関係が悪くなった」の1位となった一方で、調査2で1位になった「義親」については「関係が良くなった」「関係が悪くなった」共に0%となっており、「義親」に関してはストレスを感じてはいるものの、我慢をすることで関係性をなんとかキープさせている人も多い様相です。


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●「関係が良くなった」と回答した人の詳細(カッコ内は関係が良くなった相手)


・前までは興味を持ってもらえなかった趣味の話がゆっくりできるようになった。(兄・妹)
・以前からも家事などの手伝いは積極的だったがより声がけをしてくれるようになった。(配偶者/パートナー)
・料理に時間が費やせるので、家族にふるまうことが出来るようになった。(実親・子供)
・出張や飲み会が減り、しっかり食事を一緒にとることができる。(配偶者/パートナー)
・ストレスを溜めやすい妻ですが、要所要所で子供の面倒をこちらがみれるようになった事でストレス軽減に大きく働いた。(配偶者/パートナー)
・従来であれば配偶者が留守番、自分は趣味の外出という過ごし方が多かったが、休み中ずっと一緒に過ごすようになり、二人でできる暇潰しを探すようになった。結果、会話が増えたし、思いやりをより持てるようになったと思う。(配偶者/パートナー)
・反抗期で何かと口答えしてまともな会話にならなかったですが、この数週間で笑顔で会話ができるようになりました。(子供)


●「関係が悪くなった」と回答した人の詳細(カッコ内は関係が悪くなった相手)


・仕事に行く行かないで揉める。(配偶者/パートナー)
・ご飯を作ったりする回数が増えて、女がやるのが当たり前という感じが許せない。(配偶者/パートナー)
・家にいる時間が長くなり、1つ1つの行動が気になるようで、以前より口を出されることが多くなった。お皿洗い、洗濯、掃除、お風呂、育児(子供への接し方)、だらだら過ごすことなど。(配偶者/パートナー)
・学校から具体的な学習の指示があまりないままに休学になり、家でのんびり過ごしすぎている様子を見ていて、心配なのと腹立たしいこともあり、小言が多くなってしまい、関係が悪くなることも。(子供)
・幼稚園に通えない息子のストレスが溜まっているのか、癇癪をおこして危ないことをするようになったりし、叱ることが増えた。(子供)


調査概要


調査タイトル :「同居人との関係の変化」に関するアンケート調査
調査対象 :20代以上の男女1,035名
調査期間 :2020年4月5日~4月7日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ




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