空港やカフェでヘルプマーク・ヘルプカードへの取り組みが進んでいます!最近の企業・団体の取り組みをご紹介

プレスリリース発表元企業:ヘルプマークサポート事務局

配信日時: 2020-03-05 12:10:44

東京都は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々を対象に配布しているヘルプマークの普及推進活動を行っています。
これまで、ヘルプマーク特設サイトやヘルプマーク作成・活用ガイドライン等を通じて、広く都民の皆様や民間企業への普及を図り、また、他自治体にも活用を働きかけるなど、広域的な普及にも取り組んできました。
最新の取組情報はヘルプマークホームページの最新ニュースをご覧下さい。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/helpmarkforcompany/



~様々な企業・団体の取組紹介~
■成田国際空港株式会社 ヘルプマーク普及の取り組みとして「ヘルプストラップ」を導入
成田国際空港株式会社では、ヘルプマークを普及する取り組みとして、外見からはわからなくても援助が必要なお客様に向けて、2019年11月より「ヘルプストラップ」を導入しております。
エアラインや保安検査場、飲食店などの成田空港で働く様々なスタッフに対して、知っておいてほしいこと、手伝ってほしいこと等をその都度説明することはお客様にとってストレスになります。そこで、ストラップのカードに事前にその内容をご記入いただくことで、スタッフからスムーズにご案内、お手伝いをご提供できるよう、本ツールを導入いたしました。ストラップとカードは、スタッフによる視認性を高めるべく「ヘルプマーク」を使用するとともに、お客様が抵抗なく着用できるよう、「空港らしさ」を感じることができ、また旅のお守りとなるよう幸運のモチーフである「クローバー」をあしらったデザインとしました。 ご希望のお客様は、空港内のご案内カウンターでお受け取りいただけます。(カードのみ成田空港公式WEBサイトからダウンロード可能です。)
また、ターミナル間を結ぶ連絡バスにおいては、2018年6月より優先席付近にヘルプマークのステッカーを掲出しており、援助が必要なお客様が安心してご利用いただけるような環境づくりに努めております。
今後も様々なお客様が安心して成田空港からご旅行いただけるよう、ユニバーサルデザインの推進に努めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-501862-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-691820-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-135822-2.png ]

■日本郵政グループ労働組合三重北伊勢支部 ヘルプマーク案内入り年賀状で組合員の意識向上を促進
日本郵政グループ労働組合三重北伊勢支部では、毎年北伊勢支部内の組合員に年賀状を送付していますが、労働組合の福祉活動の一環として、ヘルプマークへの理解、浸透を図る目的で、ヘルプマークの写真と案内文を印刷しました。
組合員は仕事柄、郵便物の配達や渉外活動、窓口での接客等でお客様と接する機会が多くあり、ヘルプマークへの理解を広めることにより、当マークを身につけた方への組合員の福祉意識が向上してくれることを願って実施しました。
今後の会議実施時や広報誌等でもヘルプマークのご案内を実施していきたいと思っております。
[画像4: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-665178-3.png ]

■こくみん共済 coop <全労済> Twitter公式アカウントでヘルプマークを紹介
こくみん共済 coop <全労済>は、「たすけあい」をもっと気軽で楽しいものにできたなら、よりあたたかい社会になるのではないかという想いのもと、「ENJOY たすけあい」の活動をすすめています。
「ENJOY たすけあい」WEBサイト(https://www.zenrosai.coop/e-tasukeai/
また、公式キャラクターのピットくんを使ったTwitterアカウントでも、日常的な情報や「たすけあい」にちなんだ情報提供を行っています。 今回、「たすけあいのマークを見つけたよ」というツイートで、ピットくんのイラストとヘルプマークを組み合わせた画像とともに ヘルプマークをご紹介しました。
https://twitter.com/kokumin_kyosai/status/1196713051623309313
[画像5: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-551090-4.png ]

今後も、一人でも多くの方が気軽に、楽しみながら「たすけあい」を考えるきっかけを提供し続けていきたいと思っています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-405169-5.png ]

■タリーズコーヒージャパン株式会社 「ヘルプマークバッジ」の運用により支援体制強化
タリーズコーヒージャパン株式会社は、スペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」を全国に展開しており、創業当初より掲げている「一人一人の可能性が広がる職場をつくる」という経営理念の下、ノーマライゼーションの一環として障がい者雇用の促進に取り組んでいます。
▼タリーズコーヒーでは、障害に応じてお願いする仕事を細分化。
洗い物や清掃などの裏方の仕事が主となりますが、「お客様が下げてくださった食器類を回収に行く」「ゴミ袋の交換をする」など場面に応じて、お客様と接する機会があります。
▼該当店員がお客様と接した際、「声をかけられると戸惑う」「とっさの一言が出ない」など、お客様に誤解を与えてしまうことがありました。このような経験を踏まえ、作業時に邪魔にならない大きさ・形の「ヘルプマークバッジ」を作成し、運用を開始しました。
▼該当店員や保護者が希望すればバッジを着用し、障害があることをお客様に知っていただくことで、障がい者雇用への理解促進に努めています。
2020年1月現在、約40名の障害のある店員が従業員として一緒に働いています。今後も、該当店員・保護者・店舗責任者の意見を聞き、一人一人の可能性が広がる職場を目指し、教育体制の充実を含む支援体制強化に努めます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-540287-6.png ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/27197/19/resize/d27197-19-180450-7.png ]



<普及活動へのご協力のお願い>
東京都は民間企業の皆様に、ヘルプマーク啓発活動へのご協力をお願いしています。店舗や自社ビル等でのポスター掲示、PR動画配信、広報媒体への掲載、社内研修での紹介など、CSR活動の一環としても是非ご協力ください。詳しくは下記ホームページをご覧ください。民間企業の活動事例をご紹介しています。

<ヘルプマークの概要>
・主旨:義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう作成したマークです。多様な主体による活用を図り、援助が必要な方が日常的に様々な援助が受けられる社会づくりを推進します。
・対象者:義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方。
・ヘルプマークをつけている方を見かけたら、優先席で席を譲ったり、困った様子の時は声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。
・ヘルプマークホームページ(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
・ヘルプマークホームページ(特設サイト)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/helpmarkforcompany/

<ヘルプカードの概要>
・主旨:障害のある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援を求めるために活用していただくことを目的として作成したカードです。緊急連絡先やかかりつけ医療機関、本人の特徴、支援についてのお願いなどの記入欄が設けられています。
・ヘルプカードは、聴覚障害者や内部障害者、知的障害者など、一見、障害者とはわからない方が周囲に支援を求める際に有効です。これらのカードや手帳などを提示された際には、その記載内容に沿って支援をお願いします。
・ヘルプカードホームページ(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/card.html

PR TIMESプレスリリース詳細へ