冷凍庫内の温度監視に最適、無線温度センサノード発売

プレスリリース発表元企業:セイコーインスツル株式会社

配信日時: 2019-10-10 11:00:00

セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:小林 哲、本社:千葉県千葉市)は、独自の低消費電力設計により、−30℃の環境下でバッテリー寿命10年を実現した、冷凍・冷蔵庫の温度監視に最適なワイヤレス温度センサノード「SW-42P01-1101/1201」を発売いたします。
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SIIでは、920MHz帯特定小電力無線を使った無線センサネットワーク「ミスター省エネ」を2012年より展開、建物内の温度、湿度、照度などを測定する各種の無線センサノードを販売してきました。このたび計測範囲をこれまでの−10℃〜60℃から、−30℃〜60℃に拡大した温度センサノードを開発、低消費電力設計により、−30℃の環境下においても従来品同様のバッテリー寿命10年を実現しています。

食品業界では、食の衛生管理の国際基準HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)の義務化が2021年6月より開始されます。その一つが食品の適切な温度管理です。スーパーやコンビニの冷蔵・冷凍ケースや、冷凍加工工場などでは、食品の温度が適正に管理されているかをモニタリングする方法を設定しなければなりません。

ワイヤレス温度センサノード「SW-42P01-1101/1201」は、ワイヤレスで、かつバッテリー駆動のため、電気・配線工事が不要で取り付け簡単、しかもバッテリー寿命は10年なので、長期にわたり電池交換が不要など、HACCPの対応にも最適な温度センサです。

本製品は、10月15日~18日まで、幕張メッセで開催される「CEATEC 2019」のSIIブースに出展いたします。

1.主な特長:
(1)ワイヤレス、バッテリー駆動で設置が簡単
電気・配線工事が不要で簡単に設置することができます。さらにオプションのマグネットを使用することで、鉄部であればどこでもポンと置くだけで設置完了です。
(2)−30℃の環境下において、バッテリ寿命10年を実現
低消費電力設計により、−30℃の環境下においてバッテリ寿命10年を実現。設置後、10年間は電池交換の必要がありません。
(3)防水・防塵仕様の安心設計
アンテナをケースに内蔵するなど防水構造で、防水・防塵保護等級IP66に準拠。厳しい環境下でも安心してご使用いただけます。
(4)広範囲通信や安定した通信が可能
別売のルータ(中継機)を利用することで、マルチホップ接続による広範囲な通信や複数ルートでの安定した通信が可能です。

2.設置例:
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ファミリーレストランの冷凍・冷蔵庫の温度管理にセンサを設置。バックヤードに親機を設置し、遠隔にて本社管理室でデータを管理。

3.主な仕様:
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/195795/table_195795_1.jpg

4.価格: オープン価格

5.出荷開始: 10月下旬

6.出展情報:
名称: CEATEC 2019
期間: 10月15日(火)~10月18日(金)
場所: 幕張メッセ ホール4 G034 セイコーインスツル株式会社ブース
以上


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