セラク 東京大学と「人材のパフォーマンス予測・最大化」に関する共同研究を開始

プレスリリース発表元企業:株式会社セラク

配信日時: 2019-09-05 10:30:00

株式会社セラク(東京都新宿区、代表取締役:宮崎 龍己、東証一部上場(証券コード6199)、以下「当社」)は、東京大学と共同研究契約を締結しましたので、お知らせいたします。


近年、日本企業を取り巻く労働環境は、少子高齢化・グローバル化・働き方改革・AI等先端テクノロジーの導入などにより急速に変化しています。このめまぐるしい変化や多様化に対応しつつ、企業の成長を実現するためには、人材の有効活用が重要な課題となっています。

このような背景のもと、本共同研究は東京大学 大学院経済学研究科 川口 大司教授率いる川口 大司教授研究室と共同で、人事関連データを用いて人材のパフォーマンスを予測し最大化することを目的とした研究です。

川口 大司教授は労働経済学並びに教育経済学の実証研究、特に人的資本形成過程の分析とその経済格差への影響に関する実証分析を多く行っており、人事データを用いた企業内人事管理に関する研究も行っています。

本共同研究ではその知見をもとに、入社時の情報を用いて数年後の人材のパフォーマンスを予測します。


「教育型IT人材創出企業」である当社には、2,000名を超えるエンジニアが在籍しております。この人材に対し、良質な教育環境と有効なパフォーマンスが発揮できる労働環境を提供することが、事業拡大における大きなテーマといえます。

そこで、入社時および初期研修期間中のテストスコアや学習速度、資格・技能が数年後のパフォーマンスとどのような相関関係にあるのか分析・研究を行い、その結果を当社の人材採用や教育、適時適切な人事判断に活用することで、定着化、仕事満足度・労働生産性の向上を目指します。

これにより、エンジニアのパフォーマンスを最大化し、企業価値の向上をも期待できると考えます。

また、分析結果のサマリーをエンジニアにもフィードバックすることで、エンジニアのキャリア形成に役立てます。

また、「人材の流動化」が激しい現代社会においては、人材の活用方法について、どの企業においても直面している問題です。この研究から得られた知見をもとに人材活用スキームを構築するなど、労働人口の減少や多様な働き方等社会が抱える問題を解決するサービスへの展開も図ってまいります。

なお、本共同研究で利用する人事データは、個人が特定できない情報となります。


■株式会社セラクについて
株式会社セラクは、IT技術教育(人材育成)によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献するIT企業です。IoT/AI/サイバーセキュリティ/RPAなどの先進技術で企業のデジタル化を支援するデジタルトランスフォーメーション事業(Dx事業)、企業のITインフラやITシステムを支えるシステムインテグレーション事業(SI事業)と、農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供しています。


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