9月4日から幕張メッセにて開催される「JASIS 2019」に測定データの安全を守るソフトウェアを初出展~分析・計測機器のデータインテグリティを強化~

プレスリリース発表元企業:株式会社堀場製作所

配信日時: 2019-09-04 16:30:00

測定、レポート作成、エラーなど各装置から送られてくる操作ログを管理

株式会社堀場製作所(本社:京都市南区吉祥院宮の東町2、代表取締役社長:足立 正之)は、当社の分析・計測機器のデータインテグリティ(データの完全性)に対応したソフトウェアを開発し、9月4日から6日に開催するJASIS 2019に参考出品します。
展示会では、当社製品の微小部X線分析装置 XGT-9000を用いて、ユーザーの作業内容を管理するソフトウェアのデモンストレーションを行います。
今後、分析・計測機器のIoT化にともない、データインテグリティのニーズはますます高まることが予想されます。当社においては、分析・計測機器からのデータの完全性を担保しつつ、データを活用した高付加価値を提案していきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/192602/LL_img_192602_1.png
測定、レポート作成、エラーなど各装置から送られてくる操作ログを管理

【開発の背景】
データインテグリティは、従来、医薬品の品質確保のためにFDA(米国食品医薬品局)等の規制当局が医薬品業界に対して要求している内容でしたが、近年、さまざまな分野で発生しているデータ改ざんや偽装など、データをめぐる不適切な行為を背景に医薬品以外の分野でも注目されています。
データインテグリティは、最初に記録されるデータから転記された1次データ、解析など加工が施された2次以降のデータまで、完全で一貫性があることが重要となります。このデータのライフサイクルにおいて、生データ、操作履歴、解析結果などを記録、管理し、そのプロセスを完全に証明できることが、データ改ざんがないことを示します。
このような背景から当社は、製品より分析、計測されたデータの完全性を証明するためのソフトウェアを開発することに至りました。


【機能】
・ユーザー管理/アクセス管理
・ログ収集/監査証跡
・報告書管理(照査/承認)
・データのバックアップ/アーカイブ
・複数装置の稼働状況を一覧管理

参考出品のため、価格、販売日は未定


【JASIS 2019 概要】
会期 : 2019年9月4日(水)~6日(金)
時間 : 10:00~17:00
会場 : 幕張メッセ国際展示場
〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
入場料: 無料
URL : https://www.jasis.jp


【会社概要】
社名 : 株式会社堀場製作所(東証第1部上場:6856)
代表者 : 代表取締役社長 足立 正之
本社所在地: 〒601-8510 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2
創業 : 1945年(昭和20年)10月17日
設立 : 1953年(昭和28年)1月26日
資本金 : 120億1千1百万円(2017年12月31日現在)
営業品目 : 自動車計測機器、環境用計測機器、科学計測機器、
医用計測機器、半導体用計測機器の製造販売。
分析・計測に関する周辺機器の製造販売。
分析・計測に関する工事、その他の建設工事ならびに
これらに関する装置・機器の製造販売。
URL : https://www.horiba.com/jp/


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プレスリリース提供元:@Press