絵画・書跡・工芸の名品が集う「茶の湯の美術」展を開催します

プレスリリース発表元企業:公益財団法人 大和文華館

配信日時: 2019-04-11 14:00:00

「色絵おしどり香合」野々村仁清作(大和文華館蔵)

国宝「雪中帰牧図」李迪筆(大和文華館蔵)

近鉄グループの文化事業である大和文華館では、4月12日(金)から5月19日(日)まで、「茶の湯の美術」展を開催いたします。
茶を飲む風習は、奈良・平安時代頃に中国から日本に伝えられ、鎌倉時代には禅宗とともに抹茶の喫茶法がもたらされました。喫茶は禅寺における生活規範として位置づけられ、社交の道具として武家の間にも広まり、室町時代には、権力者たちが唐物を飾り立てた豪華な空間で喫茶を楽しみました。
その一方で、室町時代後期頃より、禅を礎にして精神性を重んじた佗び茶が生まれ、深められていきました。桃山から江戸時代にかけては、時代を先導する多彩な茶人たちが輩出しました。茶人たちは、自らの茶風に合う道具を選び取り、新しい道具の創出にも関わりました。こうして喫茶の風習は、多様な分野の美意識を結集した独自の文化、茶の湯となったのです。近代には、多くの財界人たちが茶の湯に親しみ、著名な茶道具を蒐集するとともに、茶席に新たな種類の美術品を飾りました。
館蔵の絵画・書跡・工芸を通して、美術品の鑑賞、創造と深く結びついた茶の湯の世界へと誘います。
詳細は別紙のとおりです。
別紙
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