加盟店のクロスボーダー販売意欲を減退させる原因は、政治の不安定性

プレスリリース発表元企業:Payvision

配信日時: 2016-12-13 16:00:06

AMSTERDAM, Dec 13, 2016 - ( JCN Newswire ) - 多くの賞を獲得したグローバルアクワイアラでデータ推進型オムニチャネルソリューションプロバイダのPayvisionは、年に一度のグローバルクロスボーダー電子商取引アンケートの結果を発表し、加盟店の国際市場への販売意欲の低下原因について明らかにしました。回答者のクロスボーダー電子商取引への意欲は、過去3年間堅調に成長してきましたが、今回の2016年版Payvisionグローバルアンケートでは横這いとなりました。

このような加盟店のクロスボーダー電子商取引への意欲減退は、2016年の政治経済状況が不安定だったことと直接関連しています。これには、イギリスのEU脱退の複雑な経緯や、中国経済の低迷の他、将来米国が中国製品に関税をかける可能性や米国のTPP脱退などの議論を呼んだ米国大統領選挙キャンペーンなどがあります。

このように先行きの不安定な現状に対して、加盟店は不透明感と懸念を感じると述べています。そのため、今年は言語や文化の同じ消費者とクロスボーダービジネスを行うことを好み、他の市場はリスクが高いと思うと回答しています。これは、ミレニアル世代のグローバル消費者の影響増大に逆行する結果です。

「オムニチャネル消費者の考え方は、加盟店と真逆です。」と、Payvision最高執行責任者のGijs op de Weeghは述べました。「電子商取引の一日の売上高が世界最大となるアリババの『光棍節』セールを考えてみてください。今年の光棍節は、中国で180億弱の売上高となりましたが、その3分の1は海外からの購入でした。ミレニアル世代の消費者の成熟や、可処分所得の増大によって、今やショッピングは国内かクロスボーダーか、モバイルか店舗内かなどの区別なく、どこでも行われるようになりました。」

加盟店は、現在の消費者が常にネットに繋がり、自分のやり方で複数のチャネルから買い物をしているかという質問に、そう思うと答えました。オムニチャネル機能についての質問には、回答者の55%が現在オムニチャネル小売を行っており、41%が近い将来に提供予定と答えました。

このように加盟店はグローバルオムニチャネルショッパーへの対応については前向きなものの、クロスボーダー販売については前年よりも慎重です。この原因の一部は、新市場への参入時に加盟店が直面する障害でしょう。アンケートによれば、中国のような主要市場への参入における障害を軽減するため、政府が努力しているにも関わらず、加盟店の約50%が海外の規制が最大の悩みだと思っています。その地域の法的義務やローカライズについて助言と支援をしてくれる知識の豊富なパートナーがいない場合、クロスボーダー電子商取引は無駄な施策に終わる可能性があります。

アンケートではまた、クロスボーダー取引のあり方をもっとも大きく変えるものとして、モバイル商取引の成長が、3年連続で24%以上の回答者に選ばれました。

Payvisionによる第4回年次クロスボーダー電子商取引レポートには、詳細なクロスボーダーデータ、オンライン決済の好み、30か所の市場の動向などが含まれており、グローバルクロスボーダー電子商取引のレポートとしてはもっとも包括的なものです。レポートは、こちらから無料でダウンロードできます。 http://bit.ly/2guZGWa

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Payvisionについて

2016年にMPE Berlinの『最優秀アクワイアラ』賞、2015 Payments Awardの『最優秀加盟店アクワイアラ/処理業者』賞を獲得したPayvisionは、世界でも特に成長著しいグローバルアクワイアリングネットワークです。過去10年間にPayvisionは、米国、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域で銀行、PSP、ISO、およびグローバル加盟店をつなぐ国際的なアクワイアリングネットワークを独自に構築してきました。Payvisionでは、全世界のトランザクションを国内処理、次世代レポート作成インターフェース、強固なリスク管理ソリューションなどを備えた単一の高セキュリティ決済処理プラットフォームを通じて処理し、複雑なクロスボーダー電子商取引を簡素化します。

Payvisionは業界大手企業としての経験を活かしつつ、子会社の拡張可能データ推進型PSP企業、Acaptureのスタートアップならではの柔軟性やスピードとの相乗効果で、データ推進型オムニチャネル企業への変革を進めています。PayvisionとAcaptureは、データ推進型オムニチャネルアプローチ、包括的で信頼性の高い決済プラットフォーム、単一のREST API統合などを通じて、加盟店の売上を最大化し、そのビジネス成長を支援します。

Payvisionの本社はアムステルダムにあり、過去10年間に米国ニューヨーク州、ユタ州、サンフランシスコ、マドリード、ロンドン、トロント、シンガポール、東京、香港、マカオ、オークランドなど40か国以上に地理的プレゼンスを拡大しました。Payvisionについて詳しくは www.payvision.com をご覧いただくか、Twitter @payvision、LinkedIn、Facebook、YouTube、Corporate blogをチェックしてください。

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