ZTE、通期業績は43.5％増益の見通し

4G LTEネットワーク、オプティカルネットワーク、スマートシティ、エンタープライズICTソリューションおよびルーターの販売の増加で売上高は1,000億人民元を超える過去最高を予想

（中国・深圳）- （ビジネスワイヤ） -- モバイル・インターネットのための通信機器および企業・個人向け技術ソリューションを提供するグローバル企業であるZTEコーポレーション（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）は、過去最高の売上高を予想し、通期利益が43.5％増加するとの指針を発表しました。

ZTEが1月19日に発表した中国人民共和国の会計基準に基づく2015年の業績速報（未監査）によると、株主に帰属する純利益は37億8,000万人民元（5億7,400万米ドル）となります。前年度は26億3,000万人民元でした。通期の売上高は、2014年度から23.8％増の1,008億人民元となる見通しです。当社の予想年間売上高が1,000億人民元を超えるのは、これが初めてです。

中国のほか世界全体で4G LTEネットワーク・ソリューションの売上高が増加し、通信ネットワークにおける当社の技術革新の強みが示されました。また、ブロードバンド・ネットワークへの需要の高まりを背景にオプティカルネットワーク・ソリューションの売上高も増加しました。

年間売上高が増加したもう1つの要因は、海外市場でハイエンド・ルーターの売上高が増加したことです。また、スマートシティやデータセンター・ソリューションを含むエンタープライズICTソリューションの企業や政府部門への販売も売上高増加に寄与しました。さらに、中国国外での4Gスマートフォン、ならびに家庭用端末製品の売上高も増加しました。

2015年末、ZTEの負債比率は前年度の75.25％に対し、63.9％に改善されました。これは、当社事業の利益性が向上し、資本管理をさらに適切に行っていることを示しています。当社はキャッシュフロー管理を強化し、商品販売とサービス提供による受け取り現金は1,050億人民元を超え、営業活動による現金流入と営業活動によるネット・キャッシュフローの大幅増加を達成しました。

表1：2015年12月31日締め年度の業績速報（未監査、中国人民共和国の会計基準に基づく）

  項目       2015年12月31日締め年度       2014年12月31日締め年度       増減率 (％) 営業収益       1,008億3,000万人民元       814億7,000万人民元       23.8% 株主に帰属する純利益       37億8,000万人民元       26億3,000万人民元       43.5% 1株当たり基本利益       0.92人民元       0.64人民元       43.8%                   ZTEについて

ZTEは先進的な通信システム、モバイル機器、企業向け技術ソリューションを個人、通信事業者、企業、公共部門の顧客に提供しています。ZTEは、M- ICT戦略の一環として、通信分野と情報技術分野の融合が進む中で顧客に卓越性と価値をもたらすべく、エンドツーエンドの統合型革新技術の提供に取り組んでいます。当社株式は香港証券取引所と深セン証券取引所に上場され（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）、当社の製品とサービスは160カ国以上の500社を超える通信事業者に販売されています。ZTEは年間売上高の10％を研究開発に投入し、国際的な規格策定組織で主導的役割を 果たしています。ZTEは企業の社会的責任（CSR）を重視し、国連グローバル・コンパクトのメンバーとなっています。詳細についてはwww.zte.com.cnをご覧ください。





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