【2024年実施】『70代』の情報収集と検索行動の実態とは? ~世代別に見る検索傾向の特徴~

プレスリリース発表元企業:株式会社eclore

配信日時: 2024-12-14 17:45:36

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ SEO支援実績4,300社を誇るランクエストが70代150名対象に普段検索で利用する検索媒体について調査



70代の方々は、日常生活でどのような媒体や端末を用いて情報を収集しているのでしょうか。パソコンやスマートフォンといったデバイスの使い分けや、Google、Yahoo!など特定の検索エンジンへの依存状況は、果たしてほかの世代と異なる特徴を持っているのでしょうか。

SEO支援実績4,300社を誇るランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )では、70代の男女150名を対象に「情報収集と検索行動」に関する独自調査を行いました。

この調査では、
・検索に頻用する媒体・端末の種類
・よく利用する検索エンジン(Google、Yahoo!等)の傾向
・検索結果をどのページまでチェックするか
などの情報収集と検索行動の実態を多角的に分析ています。

本アンケートは2024年12月5日に実施しており、その結果から70代の検索行動における最新のトレンドが明らかになりました。


調査結果1. 普段、情報収集を行う媒体を下記の中から教えてください?(複数選択可)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140336/32/140336-32-33aa96aad8ece60ebe9852095c3642fc-2008x1083.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最も多かった回答は「テレビ」で、86.7%に上りました。続いて「インターネット」が77.3%、「新聞」が66.7%となっており、70代における情報収集は引き続きテレビや新聞といった従来のマスメディアが大きな割合を占めています。

一方、SNS利用は16.7%、ラジオは19.3%と低水準にとどまり、新たなメディアへの移行は限定的なようです。

これらの結果は、70代向けの情報発信では、依然としてテレビ・新聞を軸とした従来型メディア戦略が有効である可能性を示唆するとともに、新興メディアの浸透には、より時間や工夫が求められることを意味するといえるでしょう。


調査結果2. 検索時の端末を教えてください ※Q1で「インターネット」と回答した人(複数選択可)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140336/32/140336-32-3fb9f2f26fd818a5c9df617377cb0368-1986x1052.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


パソコンが86.2%と最多で、次いでスマートフォンが61.2%、タブレットは9.5%にとどまり、70代ではパソコンが依然として主要なインターネット利用端末となっていることが示唆されます。

スマートフォンの利用率も6割超と比較的高い水準にあるものの、パソコンの存在感は依然として大きく、タブレット利用はごく一部に限られています。

これらの結果は、高齢層においては馴染みの深いPCを中心に、新たな端末へもある程度移行しつつある過渡的な状況を示していると言えるでしょう。


調査結果3. 普段、検索に使う検索エンジンを教えてください ※Q1で「インターネット」と回答した人(複数選択可)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140336/32/140336-32-35b945341b9a7879c4b5e15515ddc210-1834x1082.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最も多かったのはGoogleで76.7%でしたが、それに迫る勢いでYahoo!も69.0%と高い利用率を示しています。これは、70代において既に馴染みのある検索サービスが引き続き使われている可能性を示唆します。

一方、Bingは3.5%、DuckDuckGoは0.9%とわずかであり、70代の検索行動はGoogleとYahoo!という、比較的早期から普及してきた2つのプラットフォームに強く根付いている状況がうかがえます。こうした傾向が続く限り、新たな検索サービスの参入には時間や認知度向上が求められるでしょう。


調査結果4. 検索結果の何ページ目までのサイトを確認しますか?※Q3で「Google」と回答した人
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140336/32/140336-32-3a8a98662ce58a067a4848233cb599fc-1270x1114.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「2ページ目」まで確認する層が最も多く40.5%となり、「1ページ目」までの31.5%を上回っています。また、「3ページ目」まで確認する割合も19.1%存在し、上位表示だけでなく複数ページ先まで視線を向ける人が一定数いることがうかがえます。

一方で、「4ページ目」は2.3%、「5ページ目以上」も6.7%と、より深い層まで情報を追うグループは少数です。

これは、70代が必要な情報を探す際、上位2~3ページである程度満足する一方、わずかながらも強い探求意欲を持つ利用者が存在することを示しています。


まとめ 70代の検索行動と情報収集の実態
70代は依然としてテレビや新聞などの従来型メディアを重視する一方で、インターネット利用も広がっていることがうかがえます。

デバイス面ではパソコンが主流で、スマートフォンが続く一方、タブレット利用は少数にとどまります。検索エンジンはGoogleとYahoo!に利用が集中し、新興勢力や特化型サービスの浸透は限定的です。

また、検索結果の閲覧は1ページ目だけでなく2~3ページ目まで確認する層が一定数存在し、必要な情報を得るためにある程度掘り下げる姿勢も見られます。

総じて、70代は従来の信頼性あるメディアを基盤としながら、パソコンを中心としたインターネット活用や主要検索エンジンへの依存を通じて情報収集を行い、新旧の手段を組み合わせた柔軟な利用実態が示唆されます。


調査概要
調査日: 2024年12月5日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 70代の男女
<<調査結果の利用条件>>
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