長野県初!解体テックのクラッソーネと生坂村が「空き家除却促進に係る連携協定」を締結
配信日時: 2024-12-06 17:45:40
「解体費用シミュレーター」で解体費用を手軽に算出し、空き家解体の意思決定を後押し
解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネ(愛知県名古屋市、代表取締役CEO:川口 哲平、以下「当社」)は、長野県生坂村(以下、「生坂村」)と「空き家除却促進に係る連携協定」を締結いたしました。昨今、全国的にも社会課題となっている空き家問題への対策として、生坂村の空き家除却を推進することで、安全安心なまちづくりを目指します。また本締結で、当社の自治体連携の実績は95自治体(行政運営の団体含む)となりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/158/38064-158-401b8882e74f1be484c68ab901b8f08c-3075x2050.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:生坂村長 藤澤氏 右:クラッソーネ執行役員 山田
協定締結の背景
近年、空き家が増加し社会課題となっています。総務省発表「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果」(※1)によると、全国の空き家数は900万件、空き家率は13.8%と、過去最高の水準となっています。長野県では、賃貸や売却用の住宅、別荘などを除いた空き家の戸数は9万2000戸となっており、これらの空き家の総住宅数に対する割合は8.9%と、前回調査と比べて0.5ポイント増えています。
生坂村では、令和3年度の調査において234件の空き家があることが分かっています。こうした空き家に対応するため、令和4年3月に生坂村空家等対策計画を策定し、空家等の予防及び適正な管理の促進や、空家等の利活用促進の方針のもと、空き家対策事業を推進しています。しかしながら、 現在においても未活用のままの空き家が多数存在していることが課題となっています。
当社は、解体工事領域で、全国2,000社以上の専門工事会社と施主をマッチングするサービス「クラッソーネ」を運営しており、これまでに累計15万件以上のご利用者実績(※2)があります。また、「解体費用シミュレーター」や「すまいの終活ナビ」を利用した公民連携での空き家対策事業が、令和3年度から令和5年度の国土交通省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に3年連続で採択され、現在は全国94自治体(生坂村除く)と公民連携による空き家対策を進めています。
今回、生坂村や当社のそれぞれが持つ資源や特長を活かしながら、管理不全な状態にあるものの除却促進に向けて連携協力を図り、もって空き家等の適正な管理の推進に寄与することを目的として、協定の締結に至りました。取り組みを通じて、空き家の課題を解決するとともに、当社運営の「解体費用シミュレーター」をはじめとしたIT技術やデータを活用して、自治体担当者の住民対応の質の向上や業務効率化など、自治体DXの推進に寄与します。
協定に基づく主な取り組み内容
空き家所有者に対し、解体の概算費用を提示する「解体費用シミュレーター」を紹介
(URL:https://www.crassone.jp/simulator/nagano/higashichikumagunikusakamura)
空き家所有者等へ空き家解体の進め方に関するフライヤーを配布
村民や空き家所有者からの相談に、当社のサービスや情報を活用し対応
空き家除却促進に関する施策において、当社のサービスやノウハウを提供
代表コメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/158/38064-158-d7131e6add28856646dae2a8b46be9fd-440x441.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生坂村長 藤澤氏
生坂村長 藤澤泰彦 氏
近年、地域における人口及び世帯数の減少や既存の住宅・建築物の老朽化に伴い、使用されていない住宅・建築物が年々増加してきています。これに対し、人口減少による適正な管理の推進と空き家の利活用の促進といった視点からの取組を総合的・効果的に進めるため、「生坂村空家等対策計画」を令和4年3月に策定し様々な取組を推進しています。
これまでも空き家の解体に対する補助金の交付など、所有者を支援する制度を進めてきましたが、この連携協定締結により所有者の負担が軽減され、老朽化した空き家の除却や活用がより一層促進されることを期待しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/158/38064-158-05853b8394a6f5ebe2d473163df66ee0-440x441.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クラッソーネCEO 川口
株式会社クラッソーネ 代表取締役CEO 川口 哲平
当社は「『街』の循環再生文化を育む」というビジョンを掲げ、解体工事を通じて多くの人々の豊かな暮らしの実現を目指しており、事業を行う中で、空き家問題の高まりを感じています。空き家の解決には自治体と民間事業者の連携が重要だと考えています。
この度、長野県内で初めて生坂村と連携協定を締結し、解体の領域で空き家対策の支援ができることを嬉しく思います。少子高齢化に伴う今後の空き家増加に向けて、弊社の解体に関する知識や経験・IT技術を活用し、適切ば空き家の管理・活用・除却が進むよう尽力してまいります。
「解体費用シミュレーター」とは
スマートフォンやパソコンから10個の質問に答えるだけで、遠隔地からでも解体費用の相場が把握可能なサービスです。過去11万件の見積もりデータをもとに概算費用を算出しており、個人情報の登録をすることなく利用することができます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38064/158/38064-158-747f3b741335e7a07dc6ace1319d7b61-1174x656.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
解体費用シミュレーター
生坂村について(概要)
生坂村は、長野県の中ほどに位置する東筑摩郡の北西部にあり、長野県の市町村の中では5番目に小さな村です。渓谷美の山清路、 雄大な大城・京ヶ倉の山並み、一日の寒暖差によって発生し、柿やぶどうなどを育む川霧や、スカイスポーツ公園から望む雲海など、水辺と里山が織りなす山紫水 明の豊かな自然に恵まれています。
(https://www.village.ikusaka.nagano.jp/index.html)
株式会社クラッソーネについて(会社概要)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/38064/table/158_1_5fd7a54984a1bfc8fd71261d069bd43c.jpg ]
(※1)総務省「住宅・土地統計調査」:https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/kihon_gaiyou.pdf
(※2)旧サービス「くらそうね解体」の実績含む
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