株式会社ヘッドウォータースと株式会社BTM、資本業務提携契約を締結

プレスリリース発表元企業:株式会社ヘッドウォータース

配信日時: 2024-11-28 15:30:00



 AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(コード番号:4011 東証グロース、本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、株式会社BTM(コード番号:5247 東証グロース、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:田口 雅教、以下「BTM」)は、生成AIをはじめとするAI領域における資本業務提携契約を締結しました。
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 ヘッドウォータースは、創業以来「エンジニアからビジネスパーソンへ」を基軸にAIの社会実装を目指し、AIの利活用を中心としたAIソリューション事業を展開しております。顧客と対話を重ね、一気通貫で実用性の高い先端テクノロジーを活用したシステムを提供することで、企業の発展に貢献することを志向しています。また、同社は日本マイクロソフト株式会社からAI分野において最も優れた実績をあげたパートナーとして表彰されるなどAI領域における高度な技術と豊富な実績を有し、それらを成長の源泉としたアライアンス戦略を掲げて急成長を遂げております。

 BTMは、「日本の全世代を活性化する」をミッションに掲げ、ITを活用して地方を活性化したいという思いから、地方に拠点を展開してDX推進事業を行っています。BTMは創業以来、同業者であるビジネスパートナーの営業担当とのネットワーク構築に注力しており、その連絡先の数を示すアカウント数は2024年9月末において日本全国で約8,000件まで拡大しております。その様々な領域・専門性を持つ企業から日々大量に空きエンジニア情報が送られてくるため、BTMは案件に最適な人材を継続的に提供することが可能であり、その人材調達力(提供力)を強みとしています。また、同社は短期間でエンジニアを育成することが可能なプログラムを有しており、地方に設立するラボ拠点で地元企業の開拓、未・微経験者を採用・育成するなど、地方企業との連携・地方人財の活用についても強みを有しております。

■経緯
 両社は2023年2月16日付で協業強化を公表して以来、スマートシティ推進支援サービスの拡大、地方企業のDX推進等について連携を深めてまいりました。
 そのような中、DX市場においても生成AIを活用した業務効率化のニーズが広がり、全国の大手金融、製造、交通、建設業界からMicrosoft Azure OpenAI Serviceを中心としたAI案件が急増し、AIエージェント、プロンプトエンジニアリング、RAG(検索拡張型生成AI)、マルチモーダルAI、AIロボティクス、生成AIプラットフォーム構築の案件連携が急拡大しております。
 その結果、AI領域の強みを有するヘッドウォータースとIT人材調達力(提供力)及び地方人財活用力の強みを有するBTMの提携を深化・拡大させることが両社の業績向上及び企業価値増大により資するものと判断いたしました。

■提携内容
 本提携は、ヘッドウォータース、BTM双方の業績向上及び企業価値増大を目的とし、市場の急拡大が予想されているAI技術を中心とした先端テクノロジーの活用を基に両社が協力して以下の内容を推進いたします。

1.AI技術 × 地方企業DX推進:
ヘッドウォータースが保有するAI技術を中心とした先端テクノロジーの知見・実績とBTMが有する日本の各地との繋がりを組み合わせ、地方企業及び地方自治体のDX推進を加速させる取り組みを推進します。

2.エンジニアの採用・育成・調達強化:
両社の強みを活かし、広範囲な採用活動や高度人材の育成を展開することにより、専門性の高い技術・知見を必要とする先端テクノロジー×DX推進に対して、調達力を高めより多くの顧客へ対応可能な体制構築を目指します。

3. Microsoftの技術分野に関する人材育成:
ヘッドウォータースが強みとするMicrosoft Azure(※2)及びAzure AIサービスに関して(※3)BTMへ技術支援を行い、対応可能な人員を両社で増員する活動を展開することにより、拡大を続けるMicrosoft Azure及びAzure AI市場へサービス提供をより充実させる活動を強化して参ります。

4. 両社による既存業務提携の深化:
迅速な案件・エンジニア情報の交換を目的とした会議体を両社で設置し、両社に集まるDXニーズに対し、状況に応じた柔軟性の高いリソース計画を協議する環境を整えることにより受注案件の増加を図ります。

■今後について
 ヘッドウォータースはBTMとの協業強化によって、全国の大手法人顧客の生成AIニーズに対してハンズオンで支援し、地方のエンジニアリングリソースを駆使することでAIイノベーションの全国展開を実現していきます。
 また、東京に一極集中するエンジニア人材の課題解決に向けて、地方の優秀なエンジニア層に対するMicrosoft Azureならびに生成AI人材育成へさらに積極的に取り組み、地方分散型のAI伴走支援を推進してまいります。

 なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。

以上

【参考情報】
■Azure OpenAI Service とは
 OpenAI社とマイクロソフト社のパートナーシップから生まれた Azure OpenAI Service は、さまざまなユースケースに応じた特定のニーズに合わせて最適化が可能な業界をリードするコーディングおよび言語 AI モデルを提供するサービスです。セキュリティー、信頼性、データプライバシー、ID認証、有害コンテンツのフィルタなどエンタープライズ企業がOpenAIを利用するためのAzureマネージドサービスです。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service


■AIエージェントとは
 AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。

■マルチモーダルAIとは
 マルチモーダルAIとは、さまざまな種類の情報を利用して高度な判断を行うAIを指します。LLM(大規模言語モデル)は、マルチモーダルAIモデルによってテキストの枠を超え、ユーザーはテキスト、音声、画像・映像をベースに新しいコンテンツを生成できるようになりました。テキスト、音声、画像・映像などのデータを高度なアルゴリズムと組み合わせ、予測を行い、結果を生成するというアプローチです。 マルチモーダルAIの世界市場は、2023年から2028年にかけて年平均成長率’CAGR)は35.0%で成長すると予測されています。

■RAG(Retrieval Augmented Generation)とは
 Retrieval Augmented Generation(RAG)は、大規模言語モデル(LLM)と外部のデータベースや情報源を結びつけるための新しい技術です。外部の知識ソースを検索し、より強化した文章生成を行います。2024年から2030年にかけて世界のRAGの年平均成長率(CAGR)は44.7%で成長すると予測されています。

■マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2024において 「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞
 https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_Japan_partner_year_award_2024.html

■株式会社BTMとの協業強化についてのお知らせ  ~ スマートシティや企業DX支援サービスの地方展開を加速・拡大 ~
 https://www.headwaters.co.jp/news/btm_dx_partnership.html

■商標について
 Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


■会社情報
 会社名:株式会社ヘッドウォータース
 所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
 代表者:代表取締役 篠田 庸介
 設 立:2005年11月
 事業内容:AIソリューション事業
 URL :https://www.headwaters.co.jp

 会社名:株式会社BTM
 本 社:東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル別館 5階
 代 表:代表取締役社長兼CEO 田口 雅教
 設 立:2011年8月
 事業内容:DX推進事業
 URL :https://www.b-tm.co.jp/

■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp

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