第9回 JISNAS-FAO 合同セミナー:「FAOで活躍する日本人職員と話す ― FAOの最新の動向及び国連でのキャリア形成について」

プレスリリース発表元企業:国際連合食糧農業機関(FAO) 駐日連絡事務所

配信日時: 2024-11-02 11:45:35

国連機関や国際組織の持つグローバルな技術的知見は、言語の制約や情報の専門性などにより、日本ではまだ十分活用されていません。そこで、国連の食料・農業に関する専門機関である国際連合食糧農業機関(FAO)の最新情報を日本語で提供する一つの機会として、農学知的支援ネットワーク(Japan Intellectual Support Network in Agricultural Sciences, JISNAS) とFAO駐日連絡事務所とが連携し、合同セミナーを開催いたします。日本の大学・学生、研究者及び研究機関の皆様方への情報発信とともに、日本とFAOとのより一層緊密な連携を推進するものです。

さて、来年は第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が横浜で開催されます。1993年以来、約30年間にわたって、アフリカの開発を後押しする日本政府の大きな取り組みです。今年7月に、FAOをはじめとする5つの国連機関が発表した報告書によると、アフリカでは5人に1人が飢餓に苦しんでいます。現状が続けば、2030年には世界の飢餓人口の半数はアフリカに集中すると懸念されます。どのような課題に対してどのような取り組みがあるのでしょうか?

今回は、FAOで働く現役の日本人職員2名より、それぞれの専門分野から、FAOの最新の動向について、現場の生の声をお届けします。さらに、国連でのキャリア形成について、それぞれの経験や国連で生き残るためのポイントなどについてもお話しします。
一人目の登壇者は、FAO東アフリカ地域支所で天然資源オフィサーを務める入江ゆか氏。アフリカでの天然資源オフィサーの活動についてご紹介します。
二人目の登壇者は、FAOアフリカ地域事務所でパートナーシップ・オフィサーを務める藤原和幸氏。アフリカでのパートナーシップについてご紹介します。

FAOで活躍する職員の仕事や、国連職員のキャリアについてご興味のある方、ぜひご参加ください。

日時:2024年11月18日(月)16:00~17:00(日本時間)
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
言語:日本語
主催:FAO駐日連絡事務所、農学知的支援ネットワーク (Japan Intellectual Support Network in Agricultural Sciences, JISNAS)
登録:https://fao.zoom.us/webinar/register/WN_zAtA9dS_T4K6EO747BLlYw

【プログラム】
司会・進行:伊藤香純 JISNAS事務局員、名古屋大学農学国際教育研究センター 准教授

16:00 開会挨拶 
江原宏 JISNAS事務局長、名古屋大学農学国際教育研究センター長

16:05 「FAOのアフリカでの天然資源オフィサーの活動について」
入江ゆか FAO東アフリカ地域支所 天然資源オフィサー

16:20 「FAO のアフリカでのパートナーシップについて」
藤原和幸 FAOアフリカ地域事務所 パートナーシップ・オフィサー

16:35 質疑応答

16:55 閉会挨拶
日比絵里子 FAO駐日連絡事務所長

17:00 閉会

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