NTT東日本グループとさとえ学園小学校が、「睡眠×テクノロジー」教育のモデル化に向けた授業を実施

プレスリリース発表元企業:東日本電信電話株式会社

配信日時: 2024-10-25 18:03:19

~睡眠関連企業と連携しSTEAM教育の実践的な学びも推進~

 東日本電信電話株式会社 埼玉支店(支店長:市川 泰吾、以下「NTT 東日本」)と学校法人佐藤栄学園 さとえ学園小学校(校長:吉田 賢司 、以下「さとえ学園小学校」)は、株式会社NTT DXパートナー(代表取締役社長:阿部 隆 以下、NTT DXパートナー」)とともに、昨年度実施した「睡眠データを活用し個別最適な睡眠改善を探究する授業※1(以下、スリープテックプロジェクト)」に基づき、今年度もさとえ学園小学校にて「睡眠×テクノロジー」教育のモデル化に向けた授業を実施します。
 さらに今年度は、NTT東日本グループが運営する仮想コミュニティZAKONE※2に加盟している睡眠関連企業の協力により、実践的なSTEAM教育※3も推進します。



<昨年度のスリープテック授業の様子>
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<STEAM教育に照らし合わせた睡眠授業の項目>
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1. 背景と目的
 昨年度、日本初の取り組みとして実施したスリープテックプロジェクトでは、子どもたちの睡眠時間等が増加しただけではなく、子ども自身が「朝すっきり起きられるようになった」、「授業に集中できるようになった」等の日常生活に対する良い効果も見られました。また保護者からも探究学習としてデータを活用して睡眠改善に取り組むという視点に対し、高い評価をいただき、子どもたちの健やかな成長に繋がる効果的な教育となりました。その後、他教育機関や自治体からも多数の問い合わせをいただき、教育現場においてデータに基づく睡眠教育の関心の高さがうかがえました。
 そのような背景から、昨年度のスリープテックプロジェクトの内容を、他学年や他教育機関・自治体へも展開できるような汎用的なモデル授業とすることをめざした設計とし、教育現場における「睡眠×テクノロジー」の有効性を確かめ、展開可能なモデル授業を確立してまいります。
 また、昨今、文部科学省や経済産業省が推進し注目されているSTEAM教育のテーマとしても最適であるという観点から、睡眠関連の製品やサービスを持つ企業に協力いただく特別授業も実施します。

2. 取り組み概要
(1) 実施期間:2024年10月25日(金)~2025年2月末
         総合的な学習の時間の週2コマ(45分)実施(全26回)
(2) 場所 :さとえ学園小学校(さいたま市北区本郷町1813番地)
(3) 対象 :さとえ学園小学校 4年生 76名
(4) 内容 :
1. モデル化に向けた「睡眠×テクノロジー」教育の実施
正しい睡眠知識を学べる動画コンテンツや学習指導計画等を制作し、睡眠知識が無くても授業を実施できるよう設計しました。私立、公立問わず、学校教師による「睡眠×テクノロジー」教育を子どもたちに提供できるようになります。

<モデル化する授業内容イメージ>
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2. 睡眠関連企業による特別授業を通じたSTEAM教育の実践
睡眠に関する事業を行う企業に協力いただき、子どもたちへ各社の製品開発の背景や製品ストーリー、良い睡眠に繋がるポイントを特別授業として実施します。STEAM教育の“Arts”の観点として「他者のために貢献できる製品を考え、形にするデザイン思考」を養い、企業へのプレゼンテーションを実施する実践的な学びを推進します。
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3. 授業の流れとスケジュール
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4. 各者の役割
(1) NTT東日本 埼玉支店
モデル化授業の設計/知識インプット用動画コンテンツ制作/授業進行ツールや指導計画等の制作/睡眠関連企業との授業コーディネート/授業運営サポート
(2) NTT DXパートナー
スリーププランナー※4による睡眠に関する知識インプット動画の監修、制作サポート
(3) さとえ学園小学校
本取組み授業の実施/モデル化授業設計やツールのアドバイザリー
(4) 仮想コミュニティZAKONE加盟協力企業
特別授業の実施/子どもたちの睡眠改善に向けた商品の提供/最終発表会にて講評

※1 さとえ学園小学校で「睡眠×データドリブン教育」授業実施 ~日本初の睡眠データに基づいた探究的な学習「スリープテックプロジェクト」~hp20240222.pdf (ntt-east.co.jp)
※2日本の睡眠課題解消に対してさまざまな企業が共同で睡眠改善に資する新規事業創出やサービス開発、イベントを企画する仮想コミュニティ“Sleep Network Hub「ZAKONE」ZAKONE(ザコネ)|Sleep Network Hub
※3 STEAM教育:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合した教育方針。各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進:文部科学省 (mext.go.jp)
※4スリーププランナー:個人や企業の睡眠改善を目指すために、睡眠の基礎知識から最新の研究、実践改善や指導法、健康経営などを学んだ、睡眠から社会をより良くするスペシャリスト。ビジネスに活かす睡眠資格スリーププランナー | 公式サイト (sleep-planner.com)

5. 今後について
 本取り組みを通じ、授業のモデル化の有効性を検証し、このモデル授業により「睡眠×テクノロジー」教育を他教育機関・自治体へ展開することで、より多くの子どもたちの健やかな成長への一助となるよう努めてまいります。

【本件に関するお問い合わせ】
NTT東日本 埼玉支店 第二ビジネスイノベーション部 産業ビジネス基盤グループ 田村・宮本
E-mail:sales-promoter-ml@east.ntt.co.jp
[画像7: https://prtimes.jp/i/98811/1051/resize/d98811-1051-7e7992c220d4b8d2dc2b-6.png ]


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