Power Integrationsが軽負荷時の性能を高める新しい力率改善IC HiperPFS-3を発表

全負荷範囲にわたって高効率と高力率を維持し、無負荷時消費電力はわずか 60 mW

（中国、上海）- （ビジネスワイヤ） -- 高効率電力変換用の高耐圧電力変換用 IC で業界をリードする Power Integrations (Nasdaq:POWI)は本日、全負荷範囲にわたって高力率と高効率を発揮する HiperPFS^TM-3 ファミリーの力率改善 IC を発表しました。この IC は、ユニバーサル入力で最大 405 W、高入力電圧で最大 900 W の定常電力を必要とするアプリケーションを対象としており、効率レベルは 10% ～ 100% の負荷範囲にわたって 95%以上、無負荷時消費電力を 60 mW 未満に抑えます。20%負荷であっても、力率は0.92を容易に超えます。

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高集積化 HiperPFS-3 デバイスには、可変周波数 CCM コントローラ、高耐圧パワー MOSFET および Qspeed™ 低 QRR ブースト ダイオードが内蔵されています。また、この新しいデバイスは更に、軽負荷時の力率を悪化させることなく EMI を制御する革新的な手法も取り入れています。軽負荷時のシステム力率が低いのは、AC 入力にフィードバックされるディファレンシャルモードノイズ を低減するための X コンデンサが原因です。HiperPFS-3 IC には、軽負荷条件で動作するデジタル力率改善回路が内蔵されています。これは、EMI フィルタ内の X コンデンサのリアクタンス成分を無効化する為に補正を強化し、入力電圧と電流間の位相角の差を最小化します。その結果、X コンデンサのサイズを増やしながらディファレンシャル モード チョークを最小化または除去することができるので、軽負荷時の力率性能を低下させることなく EMI を低減する設計が可能になります。こうして、より小型で低コストの EMI フィルタ回路が実現します。

Power Integrations のプロダクト マーケティング マネージャである Edward Ong 氏は、次のように述べています。「ErP Lot 6 など、待機時のエネルギー消費についての基準に従うため、これまでの PC その他のシステムの設計ではメイン PSU と待機時電源の両方を組み込む必要がありました。この新しい HiperPFS-3 IC の軽負荷時の優れた効率性によって、待機時電源が不要となり、部品点数、設計時間、スペースとコストを節約できるようになりました。」

高入力電圧と低入力電圧のアプリケーションに使用できる HiperPFS-3 IC は、110 W ～ 900 W の定常出力電力に対応し、熱効率に優れた eSIP-16 パッケージはヒートシンクの取り付けを簡素化します。デバイスの 10,000 個ロット時の単価は1.27米ドルです。詳細は、http://www.power.com/ja/products/hiperpfs-3をご覧ください。

Power Integrations について

Power Integrations, Inc. は、高耐圧電力変換用半導体技術の革新的企業です。Power Integrations の製品は、クリーン電源エコシステムに欠かせない要素になっており、再生可能エネルギーの生成を可能にするとともに、ミリワットからメガワットに及ぶ用途で効率的な電力伝送と消費を実現します。詳細は、http://www.power.com/ja/ をご覧ください。

Power Integrations、HiperPFS、及び Power Integrations ロゴは、Power Integrations, Inc. の商標または登録商標です。その他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。





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BWW Communications
+44 (0) 1491-636 393
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