JR原宿駅の大型看板で話題のマンガポスターが、竹下通りにも展開して「パスワード強化」を訴求 ~10代を中心とした若い世代に向け、「胸キュン」シーンでメッセージ~

プレスリリース発表元企業:独立行政法人情報処理推進機構

配信日時: 2015-04-08 14:30:00

 独立行政法人情報処理推進機構(所在地:東京都文京区、理事長:藤江 一正、以下 IPA)は、2015年4月3日(金)から4月9日(木)までの7日間、JR原宿駅で開催する第44回『原宿ファッションジョイボード文化展』にて、同駅の線路沿い大型看板17面を使いパスワードの大切さをテーマとするポスターを展示します。
 また、4月7日(火)から4月20日(月)の間、原宿竹下通りにおいてもボードで使用したマンガを描いた横断幕やフラッグを掲出します。

 本展示は、公益財団法人 日本交通文化協会(所在地:東京都千代田区、理事長:滝 久雄)との共催で行われ、ネットサービスでの不正ログインの被害を防ぐ取り組みとしてパスワード強化を訴求するポスターをJR原宿駅ホーム前の大型ボード17面や竹下通りで展開されます。

特設ウェブページ: http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/munekyun-pw/


【開催の背景】
 近年ネットサービスへの不正ログインや不正送金などの被害が出ており、IPAが公開する「情報セキュリティ10大脅威2015」によれば「インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用」が1位に、また「ウェブサービスへの不正ログイン」が4位にそれぞれランクインしました。一方IPAが公開する「2014年度情報セキュリティに対する意識調査報告書」によれば、不正ログイン防止に向けてのパスワードに対する意識は、10代が他の世代に比べて極端に低い傾向が見られます。

 そこでIPAでは、10代を中心とした若い世代が多数訪れる原宿駅を舞台とした同文化展に出展し、これらの世代に向けてパスワードの大切さを伝えるメッセージを発信することとしました。


【「胸キュン」シーン満載なマンガポスターを展示】
 17面あるボードのうち、タイトルボードなど2面を除く15面で具体的なメッセージを発信しています。メッセージは各1コマ(面)完結、高校生の男女による15シーンの恋愛ストーリー風のマンガで構成しました。各シーンにおいて、パスワードは「長く」「複雑に」「使い回さない」といったパスワードを強化するメッセージを伝える内容となっています。

 今回の原宿における啓発活動は7日間の文化展の展示だけに留まらず、文化展の終了の翌日から約半年間(2015年10月8日まで)、タイトルボード1面を減らした計16面が原宿駅の外側に向けて掲示されます。また、4月7日から4月20日の間、原宿竹下通りにおいてもボードで使用したマンガを描いた横断幕やフラッグを掲出します。このほか、IPAのウェブサイト内に特設ページを開設して訴求の相乗効果を図ります。


【第44回「原宿ファッションジョイボード文化展」開催概要】
テーマ:パスワード ― もっと強くキミを守りたい ―
日程 :2015年4月3日(金)から4月9日(木) 7日間
会場 :JR原宿駅ホーム前(東京都渋谷区神宮前1丁目)
共催 :独立行政法人情報処理推進機構/公益財団法人 日本交通文化協会
後援 :サイバーセキュリティ戦略本部/経済産業省/
    国立研究開発法人情報通信研究機構

<スケジュール>
・2015年4月3日(金)~4月9日(木)
JR原宿駅の線路側の大型看板17面にポスターを展示

・2015年4月7日(火)~4月20日(月)
竹下通り(東京都渋谷区、原宿竹下通り商店会)に横断幕やフラッグを展示

・2015年4月10日(金)~10月8日(木)
JR原宿駅の道路側の大型看板16面にポスターを展示

特設ウェブページのURLは下記のとおりです。
http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/munekyun-pw/

 なおIPAでは、IPAが全国の小学校・中学校・高等学校で開催している「IPA情報モラルとセキュリティ教室」の中でも、本ポスターを活用した啓発活動に取り組んでいきます。
 IPAとしては、これらの若い世代に向けた啓発活動はもとより、幅広い世代に向けてパスワードを強化する意識向上を促すための情報発信を推進し、ネットサービスにおける不正ログインの被害防止等を図っていきたいと考えています。


■「原宿ファッションジョイボード文化展」について
「原宿ファッションジョイボード文化展」は、1979年12月から春と秋の年2回開催しているもので、JR原宿駅のホーム沿いに設置されている大型看板(名称:原宿ファッションジョイボード、サイズ:縦3m×横4m、17面連立)全面を1週間限定で貸し切り、一つの社会的・文化的メッセージのあるポスターを展示するものです。この35年来の歴史ある文化展は、原宿の街の風物詩として定着し、多くの駅利用者から親しまれています。

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