予防型アンチウイルス製品「Deep Instinct」の取り扱いソリューションを拡充ストレージとアプリケーションへの脅威を予防し、システム内のウイルスの拡散防止を実現

プレスリリース発表元企業:ディープインスティンクト株式会社

配信日時: 2024-03-02 11:40:02

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、米Deep Instinct社の日本法人であるディープインスティンクト株式会社(カントリーマネージャー:並木 俊宗、本社:東京都港区)の予防型アンチウイルス製品「Deep Instinct(ディープインスティンクト)」のアプリケーションとストレージのそれぞれを対象とした2つのセキュリティソリューションを本日から提供します。AIを活用して未知の脅威を防ぐ次世代のアンチウイルスソフトで、アプリケーションおよびストレージに特化したソリューションです。3年間で15億円の売上を目指します。

 年々、サイバー攻撃の手法は増え、巧妙化しています。Deep Instinctはディープラーニング(深層学習)を活用して、既知の脅威とともに将来発生しうるマルウェアやゼロデイ攻撃などの脅威を予測し、未然に侵入を防ぐサイバーセキュリティのソリューションです。CTCは、2022年から提供を開始しています。

 今回、取り扱いを開始するDeep Instinctソリューションは、アプリケーション向けのDPA(Deep Instinct Prevention for Applications)とNASストレージを対象としたDPS(Deep Instinct Prevention for Storage)の2つのソリューションです。
 DPAは、APIを通したマルウェアの判定を可能にするソリューションで、メールやWebアプリケーションを通したファイルの受け渡しにおいて、受け取ったファイルのスキャンを容易に実現し、安全な送受信を可能にします。また、DPSは、ユーザーがNASストレージにデータを保存する際に、全てのファイルをスキャンして、悪性のデータが含まれているかどうかを判断するものです。
 ディープラーニングを活用し、攻撃の予測モデルを作成しておくことで、20ミリ秒以下でのファイルのスキャンを可能にするため、システム処理に大きな影響なくセキュリティ対策が実現できます。パターンファイルの頻繁な更新も不要で、年数回のアップデートで未知の脅威に対応できるため、システム運用担当者の負担軽減にもつながります。

 CTCは、2022年の取り扱いの開始以降、既に金融や情報通信などの企業にDeep Instinctを提供しており、これまでに培った経験とノウハウをベースに、DPAとDPSの導入についても、お客様環境への適合性の検証やシステム設計・構築、コンサルティング、24時間365日の保守・運用サービスを提供していきます。

Deep Instinct社について
Deep Instinctは、世界初かつ唯一サイバーセキュリティの目的のために構築されたディープラーニング フレームワークを用いて、ランサムウェアやその他のマルウェアを阻止するために、予防を第一に考えたアプローチを取っています。既知の脅威、未知の脅威、ゼロデイ脅威を20ミリ秒未満で予測し、感染を防止します。その速さはランサムウェアの暗号化速度の750倍に相当します。Deep Instinctは、99%以上の精度で未知の脅威から防御しながら、0.1%未満という誤検知率を実現しています。Deep Instinct Prevention Platformは、既存のセキュリティソリューションを拡張・強化し、ハイブリッド環境における脅威に対する完全で多層的な保護を提供します。

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