大阪梅田ツインタワーズ・サウスにおいて壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します

プレスリリース発表元企業:阪神電気鉄道株式会社

配信日時: 2022-03-25 20:30:00

阪神園芸株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:久保田晃司)では、2022年2月25日(金)に全体竣工を迎えた「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」(以下、「本建物」といいます。)において、当社が壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有し、本建物に必要な緑量やデザイン・品質を長期的に維持するとともに、情報発信などを通じて本建物の資産価値を高めることを目的とした「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。

当社は、本事業を契機として、これからも都市における緑化の拡大や施設の価値向上に貢献していきます。
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「みどり空間の維持・活用サービス」の概要

1.壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設の維持管理
~大阪梅田の中心にふさわしいデザイン・品質を長期的に維持~

(1)壁面緑化
壁面緑化は、低層部の外壁バルコニー(3~9階)に広範囲にわたってプランター(477基、約700平方メートル)を設置するもので、生物多様性に配慮し、六甲山系と淀川水系に自生する樹種を選定する他、開花や紅葉など季節に応じた変化を感じられる植物も配置しました。
デザインコンセプトを維持し、外壁のアルミパネルとのバランスを適切に保ちながら、日々の目視点検、土壌状態の自動計測によって植物の健全性を確認し、大阪梅田におけるみどりのシンボルとして育成します。
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(2)屋上緑化
12階の屋上庭園では、壁面緑化と同様の考え方で樹種を選定し、シンボルツリーであるケヤキを周囲の景観との調和を意識して配置し、季節感が感じられる植物と組み合わせ、オフィスワーカーや来訪者にとって、くつろぎ、憩いが感じられるオアシス的な空間を提供します(屋上緑化全体で約800平方メートル)。

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また、案内板・リーフレットに記載した二次元コードなどを用いて、季節に応じた植物の情報を随時提供します。

(3)「WELLCO(ウェルコ)」(12階のオフィスワーカー専用のサポートフロア)の緑化装飾
オフィスワーカーの多様な働き方をサポートするWELLCO内各所に、レストランやフィットネスなどの各コーナーそれぞれのテーマに応じた緑化装飾を行います。また、WELLCOエントランス壁面に、制菌効果のある「デオファクターグリーン」(※)を設置し、良好な空気環境の維持に貢献します。
※:高濃度天然ミネラルを主成分とした液剤を塗布したフェイクグリーン。ウイルスや有害菌を減少させることができ、その効果は長期間持続します。

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2.植栽施設に関する情報発信(2022年4月6日開始)
~「みどりのコンシェルジュSTATION」を活用した都市緑化PR~
大阪梅田ツインタワーズ・サウスを東西に貫通する道路に面した北側のスペースに「みどりのコンシェルジュSTATION」を設け、植栽施設の魅力、都市緑化の意義に関する情報を発信します。
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(1)植栽施設の情報発信
壁面緑化、屋上緑化における折々の情景を映像などで発信します。
(2) ガーデナーの仕事の紹介
植栽施設で働くガーデナーの専門的な仕事やその技術について紹介し、都市緑化維持の魅力を伝えます(管理作業の映像や使用するツールの展示、ガーデナーによるみどりの相談会の開催等)。
(3)植栽施設のメイキング映像の放映
壁面緑化について、生物多様性に関する現地調査、デザインから、プランターの耐震設計、実物大モックアップによる実現性の確認、狭小なスペースでの植えつけに至るプロセスをご紹介します。
(4)気象観測データなどを用いたみどりの効果の情報発信
植栽施設周辺の気象や土壌に関するデータを継続的に観測・蓄積し、植栽による建物の温度上昇を抑制する効果などの情報を分かりやすく発信します。
(5)兵庫県立大学大学院・兵庫県立淡路景観園芸学校との連携
兵庫県立大学大学院・兵庫県立淡路景観園芸学校と「みどりのコンシェルジュSTATION」の活用に関する産学連携協定(3月下旬を予定)を結び、学術研究や学校教育の場としても活用します。
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なお、今後、「みどりのコンシェルジュSTATION」を拠点に、大阪梅田地区の各エリアマネジメント団体と連携して、みどりを利用した地域活性化に貢献していきます。


阪神園芸株式会社 https://www.hanshinengei.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/5e177ebcd5a4ed13732ad65784912ce0ecb0a3ce.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1



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