セキュリティ検査装置市場、2026年までに約100億米ドル規模到達見込み

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-09-21 14:00:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「セキュリティ検査装置の世界市場:業界動向、市場シェア・規模・成長率・機会および予測(2021年~2026年)」(IMARC Services Private Limited)の販売を9月17日より開始いたしました。

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市場の概要
セキュリティ検査装置市場は、2015年から2020年にかけて緩やかな成長を示しました。セキュリティ検査とは、個人、コンテナ、パッケージを視覚的、手動的、電子的に検査するプロセスです。これは、対象物や人が、爆発物や武器などの禁制品を持っているかどうかを特定するのに役立ちます。セキュリティ検査の手順は、通常、施設に入る前に行われますが、セキュリティの高い場所では、入退場の際にも検査が必要となります。効果的なセキュリティ検査装置を必要とする一般的な場所には、刑務所、空港、美術館、裁判所、鉄道駅などがあります。現在、市場で入手できるセキュリティ検査・ソリューションには、人物スキャナー、全身セキュリティ・スキャナー、人員セキュリティ検査装置など、いくつかの種類があります。これらのシステムには、高度な画像処理技術が組み込まれており、ミリ波やX線を使用しています。

ここ数年、世界各地の法執行機関や情報機関が厳しい規制を実施しており、それに伴い、ハイテク・検査装置の需要が高まっています。これに加え、国境を越えた貨物や人の移動が増えていることから、国際民間航空機関と国際民間航空条約の締約国193カ国は、航空セキュリティの向上に力を入れ始めています。これに伴い、2019年3月、締約国のひとつであるマレーシアから「民間航空(セキュリティ)規則2019」が導入されました。これらの規制の導入により、多数の人々に雇用機会が生まれ、市場関係者にとっても成長が見込まれています。さらに、近年、テロ活動の増加に伴い、さまざまな分野でセキュリティ検査のための革新的な爆発物痕跡検知(ETD)システムが登場しています。例えば、チェコを拠点とするテロ対策セキュリティシステムメーカーのINWARD DETECTION社は、最近、複合爆発物や純爆発物を含む幅広い種類の爆発物を、異なる圧力や湿度の条件下で識別・検出できるM-IONを発表しました。今後、世界のセキュリティ検査装置市場は、2026年までに約100億米ドルの規模に達すると予想されています。

主要な市場区分
製品タイプ別の市場構成
・X線検査装置
・爆発物追跡探知機
・電磁波式金属検出機
・シューズスキャナー
・液体検知器
・バイオメトリックシステム
現在のところ、X線検査装置が最も好まれている製品タイプです。

アプリケーション別の市場構成
・トランジット
・政府機関
・商業
トランジットセクターは最大のアプリケーションセグメントであり、さらにタイプ別に航空、海上、陸上輸送に分類されます。

地域別の市場構成
・北アメリカ
・アジア太平洋地域
・ヨーロッパ
・中近東・アフリカ
・ラテンアメリカ
現在、北米が最大の市場で、最大のシェアを占めています。

市場の競合状況
セキュリティ検査装置市場における主要なプレイヤーとしては、American Science and Engineering, Inc.、Analogic Corporation、Argus Global Pty Ltd、Aware Incorporation、Digital Barriers PLC、Magal Security Systems Ltd.、OSI Systems, Inc.、Safran SA、Smiths Group PLCなどが挙げられます。


【 無料サンプル 】
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E-mail:dbm@gii.co.jp
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【株式会社グローバルインフォメーション 会社概要】
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