ブラック・アンド・ビーチ、自動車燃料研究向けにポイントオブユース水素製造の指針を提供

プレスリリース発表元企業:Black & Veatch

配信日時: 2021-07-30 14:08:00

ブラック・アンド・ビーチ、自動車燃料研究向けにポイントオブユース水素製造の指針を提供

ブラック・アンド・ビーチ、自動車燃料研究向けにポイントオブユース水素製造の指針を提供

(米カンザス州オーバーランドパーク)-(ビジネスワイヤ) -- 人工知能企業のEmpatiは、車両フリートの燃料に分散型グリーン水素製造を利用することの実現可能性に関する研究を行うよう、ブラック・アンド・ビーチに依頼しました。ブラック・アンド・ビーチは今後、脱炭素化を目指す車両運行会社の燃料としてのオンサイトのオンデマンド水素製造の可能性に関する経済的・物流的・技術的評価を行います。

水素は実績ある自動車用燃料です。再生可能エネルギーを利用して製造されるグリーン水素は、車両運行会社に脱炭素目標を達成する道筋を提供します。従来は、集中的に水素を製造し、車両基地や給ガス所に輸送して貯蔵していました。ブラック・アンド・ビーチの研究では、ポイントオブユースでの小規模な分散型水素製造が、競争力のある価格帯を実現する上で実行可能な代替案となることの確認を目指します。

ブラック・アンド・ビーチの先進的電力燃料エンジニアのジョナサン・クリスティアーニは、次のように述べています。「私たちは今後、小規模なオンサイト水素製造に電力を供給する分散型再生可能エネルギー発電の技術要件と経済モデルを確立します。商業的な実現可能性には、分散型グリーン水素施設のネットワークをサポートできるサプライチェーンが必要なため、私たちの研究では技術だけでなく『水素エコシステム』全体に対処します。」

ブラック・アンド・ビーチの水素技術グループが実施するこの研究は、水素自動車用燃料のインフラ開発分散型水素発電設備に関する当社の経験に加えて、水素が将来の脱炭素化の実現可能な要素であると証明するプロジェクト経験を基盤とします。この研究は、EmpatiのAIプラットフォームとブラック・アンド・ビーチのアセット360プラットフォームを統合する共同プロジェクトと共に実施されます。

Empatiのゴパル・ラムチャーン共同最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「私たちは、グリーン水素を、給ガス所や車両基地のネットワークのような分散型の状況に完璧に適合するデジタル燃料と見ています。私たちは、水素サプライチェーン全体の最も革新的な企業と提携し、私たちの技術を世界的に展開したいと考えています。技術を問わず、水素や、分散型電力と代替車両燃料インフラのライフサイクルの各段階に関する実世界の経験を持つパートナーであるブラック・アンド・ビーチは、私たちの活動を支援するのに最適な企業です。」

脱炭素化の取り組みや、脱炭素化戦略の一環としての水素利用を支援するために、ブラック・アンド・ビーチは2021年に水素協議会に加盟し、米国商務省の再生可能エネルギー・エネルギー効率諮問委員会のアドバイザーに任命されました。今年、当社はフリートの脱炭素化eブックや手引書「水素2021:ネットゼロへのロードマップ」も公表しました。

ブラック・アンド・ビーチについて

ブラック・アンド・ビーチは、従業員が所有する世界的な設計・調達・コンサルティング・建設会社として、持続可能なインフラの技術革新に関する100年以上の実績を有しています。1915年以来、当社は最も重要なインフラ資産の強靭性と信頼性に対処することで、お客さまが世界中の人々の生活を向上させる支援をしてきました。当社の2020年の売上高は30億米ドルを超えています。www.bv.comとソーシャルメディアで当社をフォローしてください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210729006277/ja/

連絡先
MALCOLM HALLSWORTH | +44 1483 319287 p | +44 7920 701764 m | HallsworthM@BV.com
24-HOUR MEDIA HOTLINE | +1 866 496 9149

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ