Autodesk(R)Revit(R)に無償提供のBIMファミリデータ対象の照明器具を全16シリーズ6,284機種に拡充

プレスリリース発表元企業:コイズミ照明株式会社

配信日時: 2021-06-24 12:00:00

コイズミ照明株式会社(本社:大阪市中央区、社長:佐久間 晋、以下/当社)は、オートデスク社のBIM※アプリケーション「Autodesk(R)Revit(R)」向けに無償提供しているBIMファミリデータの対象照明器具を店舗施設照明器具の主力全16シリーズ計6,284機種に拡充し、当社のWebサイトで公開しましたのでお知らせいたします。

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Koizumi Lighting Data for BIM Revit(R)

建築業界ではBIMデータを活用した設計が急速に普及しつつあり、当社は昨年3月から「Autodesk(R)Revit(R)」で利用できる720機種のBIMファミリデータを提供してきました。
このほど、Revitユーザー会のRUG(Revitユーザーグループ)による共有パラメータの標準化等の決定を受け、当社が提供しているBIMファミリデータも、RUG標準仕様を参照したパラメータに対応し、さらに設計に役立つ2Dシンボル記号を追加。設計の初期段階から設計内容や完成イメージが視覚的に分かりやすくなるなど最適なBIMファミリデータを提供します。
今まで以上に製品パラメータ情報はじめ、レンダリングや照度検証に役立つモデリング情報をご活用いただけます。


(1)RUG標準仕様を参照したパラメータに対応
RUGがBIM推進会議の方針に則り、標準化された仕様(GUIDを含む)を基にマテリアルデータ、照明器具の特性、寸法、識別情報、フォトメトリックなどのパラメータ情報を無償で提供していきます。従来のBIMファミリデータは、データを作成している側の「言葉の使い方」や「定義の方法」などが異なっていましたが、この度、RUGが共有パラメータを標準化したことでデータの一貫性を確保することが可能となりました。そのため、より正確な設計内容や完成イメージが可能となりました。


(2)設計業務の効率改善に2Dシンボル記号の情報を追加
BIMを導入すると初期段階から設計内容や完成イメージが3DでBIMモデルを作成することができ、照明器具もその仕様やビジュアルを確認しながら器具選定し、正確な位置へ器具を配灯することが可能でしたが、この度のRUGにより共有パラメータの標準化によって、BIM上で2Dを利用することで、より便利にBIMファミリデータを活用することが可能になりました。
従来のBIMファミリデータは、3Dで作成したデータを2Dのデータに変換した際、3Dで選定した器具が変換されず3Dのまま表示されていました。そのため平面図で確認すると、正確な配灯位置や器具の種類などが分かりませんでした。新たに2Dシンボル記号の情報を追加することで、3Dから2Dに変換した際スムーズに確認することが出来るため、建築設計業務の効率改善に大きく貢献いたします。

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2Dシンボル記号例

(3)LCRによる充実したサポート体制
当社の照明設計部門であるLCR(Lighting Creative Room)では、BIMデータを使用した照明計画が可能で、基本構想から確度の高い光環境をデザインし、ご提案を行います。

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LCR(Lighting Creative Room)

(4)豊富なラインアップ
当社ホームページにて、主要な製品16シリーズ計6,284アイテムのBIMファミリデータをダウンロードすることが可能です。


【主要製品について】
●SOLID DESIGN BASE LIGHT(446アイテム)
「ソリッド」シリーズは、「均一な発光」「角へのこだわり」「光のつながり」にこだわり、シームレスな光を作り出すなど妥協のないディテールが建築美との調和を生み出すライン照明シリーズです。さまざまな長さを持った器具の組み合わせにより、天井・壁また、直付・埋込を問わず、独自性の高い照明環境を創出します。

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SOLID DESIGN BASE LIGHT

●X-Pro(5,319アイテム)
ベースダウンライトとユニバーサルダウンライトは設計思想を統一し、光学ユニットとフレーム構造の組み合わせで、開口径、枠色、パワーレンジを隙間なくラインアップしています。それぞれ「ピンホール」「グレアレス」「深型」「浅型」4つの種類をご用意。「フレアのない光」、「ムラのない照射面」にこだわった配光設計により光の質を追及しています。

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X-Pro

※BIM(Building Information Modeling)とは、オートデスク株式会社が提供するコンピュータ上に作成した3次元の建物モデルにさまざまな情報を持った建物を構成する部品を追加することで、設計・施工から維持管理までのあらゆる工程において情報を活用するワークフローです。


◆お問い合わせ◆
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