株式会社セラク、従業員の健康増進、メンタルヘルスケアと生産性改善を目的とする、クラウド型デジタルヘルスケアサービスを発表
配信日時: 2021-04-20 18:21:27
ITソリューションの株式会社セラク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮崎 龍己、東証一部上場(証券コード6199)、以下「当社」)は、従業員の健康増進、メンタルヘルスケアと生産性改善を目的とする、AIを活用したクラウド型デジタルヘルスケアサービス「バイタルプログラム」の提供を2021年8月に開始いたします。
■新サービス「バイタルプログラム」の開発背景
当社の従業員の多くはITエンジニアであり、これまで数多くのITソリューションに関する案件に対応してきました。そして、当社オフィスから離れ顧客先で業務に取り組む従業員の健康増進を図り、健康状態・心理状態を把握しケアしていく様々な方法を試行錯誤してきました。この課題を解決するため当社人事戦略部門とAI研究部門は共同で従業員の健康状態や生産性を可視化するAIシステムの作成を進めてまいりました。
また、新型コロナウイルス感染症によりリモートワークの普及といった新たな働き方が急速に広がっております。そして新たな働き方に対応する形で従業員の健康状態・心理状態をケアするための仕組みづくりが社会全体として必要となってきました。このような社会情勢をうけ、企業内での心理的ストレス・健康リスクに関わる本質的課題を解決するサービス開発を進めることになりました。
■新サービス「バイタルプログラム」について
本サービスでは当社2千名超の従業員の人事データや健康に関してのビッグデータをベースにつくられたAIモデルにより、働く人の健康パフォーマンスを可視化し、働く人に最適化された改善策を企業・従業員双方に提供していきます。法人向けのクラウドサービスとして21年8月のリリースを予定しております。
導入企業の従業員は毎週Web上で健康に関する簡単な質問に回答することで、自身のメンタルヘルスを中心とした健康状態をモニタリングすることができ、自己の健康増進に役立てることができます。また企業側は従業員のメンタルヘルスを中心とした健康状態を個人単位・部署単位で把握することができます。手助けが必要な個々人へのフォローだけでなく、ハラスメントなど健全に働くことを阻害するトラブルが発生していないかといったことを検知する組織改善のツールとしても役立てることができます。クラウドサービスのためリモートワークや顧客先で業務に取り組む従業員にも気軽に導入を進めることができます。
本サービス実現にあたっては、
・労働経済学の専門家である東京大学大学院経済学研究科 川口大司教授
・産業保健で実績をあげられている山田博規医師(産業医)
の監修を頂いており、医療や経済学など多角的な視点で従業員の健康パフォーマンスを可視化していきます。
なお、当社と東京大学大学院経済学研究科 川口大司教授は2019年9月より現在まで、人事関連データを用いて人材のパフォーマンスを予測し最大化することを目的とした共同研究を行ってきた実績がございます。
■株式会社セラクについて
株式会社セラクは、IT技術教育(人材育成)によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献するIT企業です。IoT/AI/サイバーセキュリティ/RPAなどの先進技術で企業のデジタル化を支援するデジタルトランスフォーメーション事業(Dx事業)、企業のITインフラやITシステムを支えるシステムインテグレーション事業(SI事業)と、農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供しています。
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