映画『ゴジラ』の作曲家 伊福部昭の未音盤化音源7作品を初CD化!「伊福部昭の純音楽」(3枚組)が12月23日発売

プレスリリース発表元企業:Salida

配信日時: 2020-11-26 10:00:00

作曲家 伊福部昭とCD「伊福部昭の純音楽」

作曲家 伊福部昭

CD「伊福部昭の純音楽」ジャケット表

Salida(所在地:三重県桑名市大山田6丁目7-49、代表:出口寛泰)は、作曲家 伊福部昭の未音盤化音源による演奏会用純音楽7作品を初CD化したCD「伊福部昭の純音楽」(3枚組)を、2020年12月23日より全国のCDショップで販売開始いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/235717/LL_img_235717_1.jpg
作曲家 伊福部昭とCD「伊福部昭の純音楽」

●CD「伊福部昭の純音楽」特設ページURL
http://salida1.web.fc2.com/ifukubeakiranozyunnongakutoptape.html
●CD「伊福部昭の純音楽」収録内容URL
http://salida1.web.fc2.com/ifukubeakiranozyunongakusyurokunaiyo.html


【CD「伊福部昭の純音楽」(3枚組)制作の背景】
映画『ゴジラ』、『大魔神』、『座頭市』『ビルマの竪琴』などの音楽で知られる作曲家 伊福部昭。
本企画ではNHKに保管されていた未音盤化録音とSalidaの独自活動により発見に至った未公開音源を初CD化。さらに音楽評論家 片山杜秀氏に「作曲家 伊福部昭」についてお話を伺った特別CDを加え、CD3枚組として完成しました。


【CD「伊福部昭の純音楽」の特長】
1. NHK保管音源を初CD化
かつてNHKラジオ音楽番組『現代の音楽』などでは、番組放送用音源として、第一線で活躍する指揮者、オーケストラの演奏により日本人作曲家のオーケストラ作品を録音していました。現在その録音のほとんどは、番組放送後NHKに保管されたままになっています。
CD「伊福部昭の純音楽」では、その録音の中から作曲家 伊福部昭のオーケストラ作品を選定し、各演奏者にCD化許諾確認を行ったうえ、初のCD化を実現しました。

2. 未公開伊福部昭作品音源を収録
これまでのSalidaの独自活動により、指揮者・演奏団体から公開許可を得られた、これまで未公開の状態にあった伊福部昭作品音源、男声合唱・オーケストラ伴奏による《シレトコ半島の漁夫の歌》〔合唱版〕(1960/1966)、《吹奏楽のためのブーレスク風ロンド》〔初演〕(1972)録音を初収録。

3. 日本を代表する音楽家の演奏が集結
指揮者 三石精一、山岡重信、手塚幸紀、石橋義也、大友直人、若杉弘。ヴァイオリニスト 徳永二男、小林武史、ピアニスト 小林仁の大御所から世界的に活躍する音楽家、そして、東京フィルハーモニー交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラ、読売日本交響楽団という一流の演奏団体による演奏が収められている豪華盤です。

4.音楽評論家 片山杜秀氏が語る「作曲家 伊福部昭」特別CD(総収録時間:78分34秒)封入
NHK-FM『クラシックの迷宮』パーソナリティとしておなじみの音楽評論家 片山杜秀氏に「作曲家 伊福部昭」の人と作品についてお話をうかがい、併せて作曲家 伊福部昭、池野成インタビュー音声も収録した特別CDを封入。
コロナ禍により、スタジオでの収録が出来ないことを受け、片山氏の御自宅にてお話を録音してくださるという、破格の御厚意により実現した企画です。


【CD「伊福部昭の純音楽」収録内容】
<CD1>
(1)-(2)
日本狂詩曲(1935)
I. 夜曲[08:37]
II.祭 [08:45]
三石精一 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
1957年8月2日放送 NHKラジオ『現代日本の音楽』マスター音源 ※ モノラル録音
〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕

(3)-(5)
シンフォニア・タプカーラ(1954/79)
第1楽章:レント・モルト~アレグロ[13:14]
第2楽章:アダージョ[11:49]
第3楽章:ヴィヴァーチェ[08:10]
山岡重信 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
1982年2月12日放送 NHK-FM『FMクラシックアワー』マスター音源
〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕

(6)
シレトコ半島の漁夫の歌〔合唱版〕(1960/1966) [11:20]
白井暢明 指揮 北海道大学合唱団 北海道大学交響楽団
1966年11月3日 札幌市民会館 ※ モノラル録音

(7)
吹奏楽のためのブーレスク風ロンド(1972) 〔初演〕[10:22]
手塚幸紀 指揮 東京佼成吹奏楽団(現・東京佼成ウインドオーケストラ)
1972年11月21日 日比谷公会堂 〔協力:東京佼成ウインドオーケストラ事務局〕

<CD2>
(1)-(2)
ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲(ヴァイオリン協奏曲 第1番) (1948/71)
第1楽章:アダージョ~アレグロ[14:33]
第2楽章:ヴィヴァーチェ・スピリトゥオーソ[10:09]
徳永二男(ヴァイオリン) 石橋義也 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
1973年9月16日放送 NHK-FM『現代の音楽』マスター音源
〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕

(3)
ヴァイオリン協奏曲 第2番(1978)[24:49]
小林武史(ヴァイオリン) 大友直人 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
1982年2月12日放送 NHK-FM『FMクラシックアワー』マスター音源
〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕

(4)
ピアノと管絃楽のためのリトミカ・オスティナータ(1961/69 改訂第1版)[23:06]
小林 仁(ピアノ) 若杉 弘 指揮 読売日本交響楽団
1969年5月4日放送 NHK-FM『現代の音楽』マスター音源
〔音源提供:NHK/NHKサービスセンター〕

<CD3>
片山杜秀さんに訊く「作曲家 伊福部昭」(訊き手:出口寛泰)
〔総収録時間:78分34秒〕
(1)-(2)「はじめに」[1:17]
(3)【伊福部昭の民族主義について】[1:31]
(4)「『nationalism』『nation』ではない」[5:49]
(5)「北海道・ミルクホールのロシア音楽」[5:16]
(6)「アイヌ体験」[5:56]
(7)「民族の違い」[5:48]
(8)【戦前と戦後の伊福部音楽について】[1:11]
(9) 作曲家 伊福部昭インタビュー -戦後50年について-[4:36]
(10)「1945年に何が変わったか」[5:41]
(11)「律音階・田舎節音階・都節音階」[2:58]
(12)「マルチカルチュラルな7音音階へ」[6:45]
(13)【伊福部門下の音楽的傾向について】[1:07]
(14) 作曲家 池野成インタビュー -伊福部昭先生について-[6:05]
(15)「根の生えた古典主義」[8:31]
(16)【収録作品について】[0:10]
(17)《日本狂詩曲》[1:14]
(18)《シンフォニア・タプカーラ》[0:52]
(19)《シレトコ半島の漁夫の歌》〔合唱版〕[2:18]
(20)《吹奏楽のためのブーレスク風ロンド》[0:44]
(21)《ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲》[3:31]
(22)《ヴァイオリン協奏曲 第2番》[2:06]
(23)《ピアノと管絃楽のためのリトミカ・オスティナータ》[4:05]
(24)-(25)「終幕」[0:51]


■「Salida」概要
代表者 : 出口寛泰
所在地 : 三重県桑名市大山田6丁目7-49
設立 : 2004年
事業内容: 日本人作曲家に関連する情報の発信、CD制作販売
URL : http://salida1.web.fc2.com


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