商業用インクジェットプロダクションプリンター1号機の受注について

プレスリリース発表元企業:京セラ株式会社

配信日時: 2020-11-18 11:00:00

TASKalfa_Pro_15000c

京セラ株式会社のグループ会社である京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社(社長:長井 孝、以下:当社)は、今年1月末に商業用インクジェット事業に本格参入を発表し、この度大阪・東京に拠点をおく株式会社遊(ゆう)文舎(ぶんしゃ)(大阪市淀川区 社長:木原 庸裕 以下:遊文舎)様より、ユーザー様1号機となる商業用インクジェット機「TASKalfa(タスクアルファ) Pro(プロ) 15000c」を受注しました。
遊文舎は、大学の語学テキストや各種団体の広報誌などの編集・印刷に強みを持つ印刷会社です。同社では近年300~1,000部程度の中ロットの印刷業務が増加しており、ランニングコストの兼ね合いからこれまでそのレンジをオフセットのラインで製造していました。しかし後加工までのトータルの生産性、刷版ややれ紙※、人件費などのコストを考えると本来無版方式のデジタルのラインが適切と考えていました。この課題を解決すべくインクジェット方式のデジタル印刷機導入を検討していたところ、当社のTASKalfa Pro 15000cが合致しました。
本製品は、A4毎分150枚の枚葉機で、高速連帳インクジェット機と粉体トナー機の中間に位置する「未踏の領域」をカバーすることをコンセプトに開発されたインクジェットプロダクションプリンターです。特に今回の受注では、高速連帳インクジェット機に比べ初期導入費用、保守費用などが抑えられ、投資回収の早期化の目途が立てやすいことに加えて、機械自体の堅牢性をはじめ、1時間ノンストップで9,000枚を印刷できる高い生産性と、多種多様な用紙対応力やドキュメントのクオリティが評価され受注にいたりました。
当社は、今後もドキュメントソリューションサービスの品質向上に努め、お客様のビジネスの発展に貢献してまいります。

※ やれ紙とは、印刷物の製造工程で発生する製品にならない紙のこと。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/235744/img_235744_1.jpg

概要
発 注 元 :株式会社遊文舎(創業1969年)
設 置 場 所 :本社:大阪府大阪市淀川区木川東4丁目17ー31
機 種 名 :TASKalfa Pro 15000c
印刷速度 :カラー・モノクロ共通 片面150枚/分・両面75枚/分(A4ヨコ、B5
ヨコ、A5タテ)
システム概要:プリンティングサービス プロバイダーモデル2
給紙系オプション:2,500枚×2段ペーパーフィーダー(PF-9100)、
本体・ペーパ ーフィーダー間中継キット(AK-9110)
排紙系オプション:反転デカーラーユニット(DE-9100)、
5,000枚スタッカー (ST-9100)、
スタッカー・フィニッシャー間中継キット(AK-9120)、
4,000枚フィニッシャー(DF-9100)

関連情報:
・TASKalfa Pro 15000c 製品情報
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/products/production/taskalfa-pro-15000c/
・インクジェットプリントヘッドを自動でメンテナンスする技術が、大阪工研協会
第70回「工業技術賞」を受賞
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/news/rls_2020/rls_20200703.html

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