先進国が捨てた「電子ゴミ」をアートに変える異色の美術家長坂真護が、百貨店での初個展で伝えたいこととは!「長坂真護展 Still A Black Star」

プレスリリース発表元企業:株式会社阪急阪神百貨店

配信日時: 2020-10-21 14:59:45

10月21日(水)~11月9日(月)/9階阪急うめだギャラリー・アートステージ<入場無料・展示販売>



この数年、多くのメディアで注目されるアーティスト・長坂真護が、百貨店で大規模個展を初開催します。
世界でも有数の電子機器の墓場と言われるガーナにあるスラム街“アグボグブロシー”。長坂真護は、2017年、あるメディア誌面でゴミの山に立つ少女の写真を目にしたことを機に、世界には日本を含む先進国が捨てた電子機器の墓場があることを知りガーナに向かいました。その不条理な現実を目の当たりにし、アーティスト活動を本格化、ゴミをアートに生まれ変わらせることで、その利益をアグボグブロシーの人々に還元し、現地の生活の質を向上させる循環の仕組みを作り出したのです。現在までに、現地での雇用創出、無料の学校運営などを実現しています。今展では、電子廃棄物を活用して制作した新作約150点が登場します。

■展示作品の一部
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「Designed in Japan 2020」縦183×横154cm 素材:Oil andE-waste on Canvas
8,800,000円 【現品限り】
ガーナの電子機器廃材と、自身のアトリエから出たスピーカーの廃材を使用。スピーカーからは自身がガーナをイメージして作曲、演奏を手掛けた曲が聴ける。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14431/735/resize/d14431-735-450243-1.jpg ]

「プラスチック化する青年」縦162×横130cm 素材:Oil and E-waste on Canvas
11,000,000円 【現品限り】
スラム街の大地に捨てられたおびただしいゴミが自分の肌と結合してプラスチック化していく青年を描いた作品。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14431/735/resize/d14431-735-851574-3.jpg ]

「アビドゥー ON THE GROUND」幅92×奥行92×高さ150cm 22,000,000円 【現品限り】
高さ約150cm、長坂真護がガーナの地で出会ったアビドゥー少年を模した型をべースに。アグボグブロシーの電子廃棄物とオイルぺイントで仕上げたスカルプチュア(彫刻)が会場に。※実際の作品は会場にてご覧ください。

■長坂真護本人が来場!公開制作などの実演も!※10月21日(水)~27日(火)
■長坂真護プロフィール
[画像4: https://prtimes.jp/i/14431/735/resize/d14431-735-435130-4.jpg ]

1984年生まれ。2009年、自ら経営する会社が倒産し、路上の画家になったアーティスト長坂真護は、2017年6月「世界最大の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”を訪れ、1日わずか500円の日当で先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる彼らと出会いました。“大量のガスを吸い、ガンになり30代で逝くと言われる彼らを犠牲にして、我々が富を形成することがそんなに大事か?美術の力を持ってこの事実を先進国に伝えたい“長坂真護はそう決意。アートの売上げから生まれた資金で、これまで850個のガスマスクをガーナに届け、2018年にはスラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」を設立しました。そして53日間もの期間ガーナのスラム街アグボグブロシーに滞在し、2019年8月、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設「MAGO E-Waste Museum」を設立。この軌跡をエミー賞受賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を現在制作しています。今、世界中のコレクターから問合せや注文が押し寄せる話題のアーティストです。

■活動の光景
[画像5: https://prtimes.jp/i/14431/735/resize/d14431-735-639755-2.jpg ]

<ガーナで出会ったアビドゥー少年>

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<長坂真護が提供したガスマスクを着用し、有害な煙から身体を護る現地の人々>

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<アトリエでの制作風景>長坂真護の作品及び本人:撮影/福田秀世

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