児童養護施設の子どもたちのクリスマスを支援する『あしながサンタ』がスタート

プレスリリース発表元企業:一般財団法人 日本児童養護施設財団

配信日時: 2020-08-18 10:30:00

サイトトップイメージ

アンケート結果

サイト利用の流れ

子どもたちの支援を目的とした事業を行っている、一般財団法人 日本児童養護施設財団(所在地:東京都港区、理事長:江原 均)では、この度、子どもたちのクリスマスを支援するための「あしながサンタ」サイトをリリースしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/222143/LL_img_222143_1.png
サイトトップイメージ

■あしながサンタオフィシャルサイトURL
https://ashinagasanta.org/


■サイトを立ち上げた経緯
児童養護施設は親からの虐待、育児放棄、経済的な理由、孤児などの理由により子どもたちが暮らしている場所です。2019年11月時点で児童養護施設に入所している子どもたちは約32,605万人います。

「あしながサンタ」の立ち上げは、ある日事務所に届いた1通のメールがきっかけでした。そのメールはとある児童養護施設の職員から送られてきており、「子ども達が望むクリスマスプレゼントをしたい。支援する仕組みを考えて欲しい。」という内容でした。
そこで現場職員の私たちが働く中での経験をもとに、「本当に子どもたちが喜ぶことは何か」を考えて「あしながサンタ」を立ち上げました。


■1施設当たり子ども1人に対するクリスマスプレゼント代の平均予算は「約3,000円」
サイトの立ち上げにあたり、2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へクリスマスに関するアンケート調査を実施したところ、389施設から回答を得ることができ、1施設あたりの子ども1人に対するクリスマスプレゼント代の平均予算が「約3,000円」であることがわかりました。
しかし、施設によっては子どもたちの要望に応えるため、クリスマス予算を習い事・衣服費・小遣い・ユニット旅費などに振り分けている施設もあり、充実したクリスマス予算を確保することが難しいケースも見受けられました。

また本アンケートでは、菓子などの食品や中古の玩具といった現物を寄付してもらうことに対し、嬉しいと思いつつも食べきれなかったり子どもたちの好みに合わなかったりすることから「現金での寄付がありがたい」という声が多く見られました。

当財団では子どもたちが本当に欲しいものを贈るのには1人あたり5,000円の予算が必要と試算しており、各施設の平均予算が1人あたり約3,000円。1人2,000円の寄付があれば予算に達すると考えております。

子どもたちにとってのクリスマスは、特別で素敵な1日でなければなりません。
ほんの少しだけ志金の援助があれば子どもたちが望むプレゼントを贈ることができます。


■寄付の流れについて
寄付金は運営事務局で一括管理をし、寄付者が望む全国の児童養護施設へ寄付金の振り分けを行います。各施設は振り込まれた寄付金を予算にし、子どもたちに希望のプレゼントを届けます。
寄付額は1,000円から100,000円を「毎月」または「1回のみ」で選ぶことが可能。また企業に向けては8つのスポンサータイプを用意しており、自社にあったものからお選びいただけるようになっております。

支援を受けたいとした児童養護施設は2020年7月末までで239施設・11,741人で、子ども1人あたり2,000円で考え、目標金額を「23,48万2,000円」としています。


私たちの活動を通して、子どもたちが素敵な一日を過ごせるよう尽力してまいります。


■一般財団法人 日本児童養護施設財団 概要
名称 : 一般財団法人 日本児童養護施設財団
理事長: 江原 均
設立 : 2008年12月1日(有志団体設立)
所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山3-4-2 2F
URL : https://japan-child-foundation.org/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press