消費者向けドローンの市場規模、COVID-19の影響で減少するも、2023年は32億7200万米ドルに回復見込み

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-08-03 12:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「消費者向け(レクリエーション用)ドローンの世界市場 2020年:Covid 19による成長と変化」 (The Business Research Company) の販売を8月3日より開始いたしました。

消費者向け(レクリエーション)ドローン市場は、消費者向けドローンの販売と関連サービスで構成されています。これらのドローンは、娯楽目的で使用される無人航空機であり、商業目的ではなく、一般の人々の使用を対象としたシンプルで使いやすいコントロールを備えています。

世界の消費者向けドローン市場は、2019年の24億7000万米ドルから2020年には23億3000万米ドルに減少し、CAGRは-5.60%になると予想されています。減少の主な原因は、COVID-19の影響による封じ込め措置にあります。サプライチェーン全体が混乱し、市場にマイナスの影響を与えています。その後市場は、2023年にはCAGR12.00%で32億7200万米ドルに回復すると予想されています。

市場は、タイプ別に、固定翼ドローン、回転翼ドローン、ハイブリッドドローンに分類されています。また技術別に、遠隔操作ドローン、半自律型ドローン、自律型ドローン、アプリケーション別に、趣味・ゲーム、空撮、その他に分類されています。

航空写真の人気の高まりが、消費者向けドローン市場を牽引しています。写真愛好家は、今までは高機能なクレーンで行っていた、鳥瞰図からの写真やビデオを撮影するために、ドローンを使用することが増えています。消費者は趣味でドローンを購入し、写真撮影目的で使用するようになり、市場の成長を牽引しています。米国連邦航空局によると、2016年の小型趣味用ドローンは110万台で、2021年には3倍の350万台に達すると予測されています。

COVID-19の発生により必要な業務を遂行するための労働力が確保できないことから、アウトドア活動のための商用ドローンの利用が鈍化し、消費者向けドローン産業の成長は制限されると予測されています。電子商取引会社の多くは、非必需品の供給を停止しており、消費者向けドローン産業に影響を与えています。世界的なロックダウンや、大手ブランド店やスーパーマーケットの閉鎖により、オフラインチャネル経由の売上が減少しました。生産活動、物流、およびコロナウイルスの発生中の労働力事情への悪影響とともに、屋外活動での商業用ドローンの使用の鈍化は、同市場の近い将来の成長に対する主要な抑制要因になると予想されます。

ドローンメーカーは、消費者向けドローンの自動化を可能にするために、人工知能の利用を増やしています。コントローラーの範囲や視線を超えて飛行する消費者向けドローンは、深層学習アルゴリズムや他の機械学習手法を統合することで、セルフナビゲーション技術を搭載しています。ドローンは通常、無線リモコンを使用して制御されます。しかし、人工知能を使えば、飛行指示はドローン自体の中でプログラムすることができます。標的の位置、エンジンのローター速度、高さ、対気速度などの環境要因の変数を利用して、ドローンは自ら飛行方法を学習し、必要に応じて自己修正を行うことができます。たとえば、SkydioはR1と呼ばれるドローンを作成しました。これは、機械学習を使用して空中で自分自身を操縦し、どこにいてもターゲットとなる人を追跡します。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/tbrc941009-consumer-recreational-drones-global-market-report.html

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