『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』7月20日発刊。スポーツ医療従事者に向けた本格的なフロッシング技術の解説本

プレスリリース発表元企業:株式会社ガイアブックス

配信日時: 2020-07-17 12:00:00

『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』7月20日発刊。スポーツ医療従事者に向けた本格的なフロッシング技術の解説本

『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』7月20日発刊。スポーツ医療従事者に向けた本格的なフロッシング技術の解説本


アスリートを担当する医療系スタッフ必携の一冊をガイアブックスが刊行します。「フロッシング」は、ラテックス製のバンドを関節や身体部位に一時的に巻き付け、応急処置、治療、コンディショニングを行うための手法です。バンドの種類を変えることで、さまざまな年齢層で利用できます。

ヨーガ、理学療法、作業療法、東洋医学の専門書から生活を豊かにするビジュアル本までを幅広く扱う出版社、株式会社ガイアブックス(本社:東京都港区、代表取締役:吉田初音)は2020年7月20日(月)、『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』を発刊します。理学療法士、柔道整復師、スポーツトレーナーなど、スポーツ医療従事者へ向けた本格的なフロッシング技術の解説本。アスリートを担当する医療系スタッフ必携の書籍です。

▼『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』紹介ページ|ガイアブックス(GAIABOOKs)公式サイト:http://www.gaiajapan.co.jp/books/bodywork/other_bodywork/5072/


■アイシングに代わる効果的な新メソッドとして話題の「フロッシング」

「フロッシング」は1980年代から90年代にかけて誕生、発展した応急処置、治療、コンディショニングのための手法です。ラテックス製のバンドを関節や身体部位に一時的に巻き付け、バンドによる圧迫や巻き付けたままの自動運動、他動運動により患部の「痛みの軽減」「再生の促進」はもちろん、「可動域の向上」や「筋出力のアップ」を図ります。

パフォーマンス後のクールダウンから、日々のトレーニングやコンディショニングにまで活用できる新メソッドです。

当初、アメリカやヨーロッパのスポーツ界で話題となり、プロ・アマを問わずアスリートなどの間で効果も実証されてきました。「運動後にフロッシングすることで代謝を促し回復を早める」効果が高いことから「アイシングに代わる効果的な新メソッド」として話題になり、メジャーリーガーやテニスプレーヤーなどからも支持されています。

バンドの種類を変えることによって筋肉量の少ない若いアスリートや一般の方でも使用が可能です。フィジカル面で発展途上の若いアスリートをあずかるスポーツ強豪校などの専属メディカルスタッフ、また、筋肉が少なく、ゆがんだ形で固まりつつある高齢者にも有用です。

簡単な運動を定期的に繰り返すことによって関節内の間質液の代謝が図れ、同時に可動域を上げれば、慢性的な痛みを軽減しつつ、ケガをしにくい身体へと変えていくことができます。


■160枚以上の写真やイラストを使用して論理と実践双方の観点から詳細に解説

このような「フロッシング」を、現場で起こるケガなどへの応急処置や治療に役立てるためのノウハウを記したのが『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』です。

これまでのフロッシングの関連書籍は図解写真とそれに伴う簡単な解説があるだけの軽めな入門書ばかりでした。プロが実際に使うための論理部分(どう巻くかによって何が起こり、どういう作用を生む可能性があるのか)と、その実際の効果についての記述が十分ではなく、そのことが、フロッシングが世界的に大きく広がらなかった要因の一つではないかと考えられます。

本書では理学療法士である著者が、結合組織の生理学などを用いて論理的な解説を加えています。160枚以上の写真やイラストを使用、その実践(巻き方や巻く方法、実証例など)についても十分に解説しています。医療従事者向けの本格的なフロッシング技術解説書としては、他に類を見ない一冊と言えるでしょう。

出版のきっかけは、ドイツの医療系出版社でコ・メディカル系のビジュアル本に実績のあるテメ社からのすすめです。日本国内では、プロ向けのフロッシングの本が出ていないこと、今後普及すべきメソッドであること、アスリートにとって有用な技術と判断し、ガイアブックスで翻訳・刊行することにしました。

加えて、当初からこのメソッドの効果に着目し、著者が開発に加わったフロスバンドを日本で販売し、アカデミーを開講している株式会社サンクト・ジャパン(東京都渋谷区)の存在も発刊の後押しになりました。同社代表の秋田豊氏は、サッカー元日本代表で、現在はJ3・いわてグルージャ盛岡の監督も務めています。

アスリートの身体のケアについてはプロ中のプロである秋田氏がすすめることは何よりの理由になり、また、実際に当社のスタッフが、サンクト・バンド社(ドイツ)でフロッシングの施術を受け、効果を実感したことも経緯の一つになりました。


■『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング』概要
書籍名:『スポーツ医療従事者のための本格フロッシング―応急処置、治療、コンディショニングのための新メソッド―』
著者:スヴェン・クルーゼ
協力:ヨハネス・エルメル
日本語版監修者:高平 尚伸
訳者:長谷川 早苗
ISBN:978-4-86654-019-1
定価:3,600円(税別)
発売日:2020年7月20日
判型:B5変型(238×167mm)
頁数:176ページ
色数:4C
製本:並製

・著者:スヴェン・クルーゼ(Sven Kruse)
DOSB-Sportphysiotherapie(ドイツオリンピックスポーツ連盟が認定するスポーツ理学療法)ライセンス保持者で「メディバイタルリハビリセンター」オーナー。ドイツアイスホッケーリーグ所属「イーザーローン・ルースターズ」医療部門長。1984年からエクアドル代表サッカーチームや「チーム・HTC-ハイロード」(国際自転車競技連合の主催するUCIプロツアーに参加する自転車ロードレースチーム)などトップアスリートのサポートを始める。さまざまな分野の世界のトップアスリート、オリンピックチャンピオンのケアと治療をした理学療法士として表彰された経験も持つ。「イージーフロッシングコンセプト」の創始者。

・協力:ヨハネス・エルメル(Johannes Ermel)
1985年アビトゥーア(ドイツの大学入学資格)取得。兵役代替奉仕活動として看護業務を行う(看護補助者)。1992年理療法士の資格を取得し、あわせてスポーツ学、哲学、社会学を大学で学び、修士号を取得する。学業と並行して理学療法士として就職した。1993年に独立(筋骨格系疾患、顎関節症をおもに扱う)、徒手療法士として従事。その後、オステオパシー(19世紀アメリカの医師アンドリュー・テイラー・スティルが創始した徒手医学)を学ぶ。2003年よりフリーランスとしてThieme出版の仕事を開始(専門書の編集、執筆、レビュー)し、N.A.P.(神経整形外科的活動依存性可塑性)療法のアカデミーでモジュール1と2を学ぶ。

・日本語版監修者:高平 尚伸(たかひら なおのぶ)
北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻教授、同大学院医療系研究科感覚・運動統御医科学群機能回復学およびリハビリテーション科学、臨床医科学群整形外科学教授。医学博士。専門は股関節外科、最小侵襲手術(MIS)、スポーツ医学、運動器リハビリテーションと運動解析、静脈血栓塞栓症、ロボット、同種骨・関節移植など。日本テニス協会医事委員、Japan Women’s Open Tennis チーフフィジシャン、サッカーJリーグ柏レイソルメディカルアドバイザー、日本体育協会公認スポーツドクター。

・翻訳者:長谷川 早苗(はせがわ さなえ)
独日の翻訳を行う。訳書に『脊椎の機能障害』、『メディカルヨーガ』、『筋筋膜トリガーポイント』、『筋肉テストブック』(以上ガイアブックス)、『続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析』(共訳、東洋経済新報社)、『生きる意味』(興陽館)など。


【株式会社ガイアブックスについて】
本社:〒107-0052 東京都港区赤坂1-1-16 細川ビル
代表者:代表取締役 吉田 初音
設立:1977年3月
電話番号:03-5549-2361(代表)
URL:http://www.gaiajapan.co.jp
事業内容:翻訳本、自然療法関連書籍、理学療法・作業療法・リハビリテーション関連書籍の発刊


【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:株式会社ガイアブックス
担当者名:栗原
TEL:03-5549-2361(代表)
Email:utakamu@sunchoh.co.jp


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