日本美術のマーケットプレイス美術品入札会「廻-MEGURU-」vol.4を6月27日(土)より開催

プレスリリース発表元企業:株式会社 加島美術

配信日時: 2020-06-04 15:45:00

美術品入札会「廻-MEGURU-」vol.4

廻の仕組み

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株式会社 加島美術と株式会社ビーエスフジは、2020年6月27日(土)から7月5日(日)にかけて、第4回目となる美術品入札会「廻-MEGURU-」を共同開催します。美術品入札会「廻-MEGURU-」は誰でも気軽に参加できる日本美術に特化した入札会で、美術品を身近に感じることができる絶好の機会です。出品点数は前回の出品点数をさらに上回る約600点。美人画特集や、ファンの多い幕末の偉人達の書の特集など、アート初心者でも楽しめる特集も展開。いずれも加島美術が厳選した美術品ながら、最低入札価格3万円から、幅広い価格帯でご用意しました。中には最低入札価格が、1,000万円を超える作品も。どうぞご注目ください。日本美術を「観る」から「買う」、そして「正しく売る」時代へ。どうぞご期待ください。

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美術品入札会「廻-MEGURU-」vol.4


■美術品入札会「廻-MEGURU-」とは
日本美術をもっと気軽に、そして正しく売買してもらいたいという思いから始まった日本美術に特化した入札会です。いわば、美術品を売りたい人と買いたい人のプラットフォーム。初心者から熟練者まで、誰でも参加可能です。美術品を売却したい日本全国の皆様から作品を集約し、カタログを制作。加島美術が抱える国内外約20,000人の美術品愛好家をはじめ、購入を希望される皆様に、作品をご紹介します。下見会の期間中は、ギャラリーにて出品作品が展示され、作品を実際にご覧いただけます。下見会は入場無料です。入札締切後、加島美術にて入札結果を取りまとめ、開札日に落札金額をWebサイトにて一斉公開します。

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「初めての客は相手にされないのではないか?」「美術品なんて高そうな物をいきなり買うのは不安」「興味はあるけど日本美術って難しそう」。昨今、日本美術が国内外から多くの注目を集めているにも関わらず、多くの人が日本美術の市場から遠ざかっている理由は、このようなものが挙げられるのではないでしょうか。このようなハードルをできる限り排除し、開かれた日本美術の市場創出を目指す場が美術品入札会「廻-MEGURU-」です。長年の古美術商としての経験から、美術品に対する確かな審美眼を培ってきた加島美術だからこそできる、皆様が安心して美術品売買に参加できるサービスを提供します。


■なぜ美術品入札会「廻-MEGURU-」がいいのか?
<作品を買いたい人へのメリット>
1. 研ぎ澄まされた審美眼で厳選した出品作品だから安心
すべての出品作品は加島美術が厳選。加島美術は、これまでにも多くの大学や美術館などの学術関係者らと協力し、日本美術を広めてきました。またメディア出演も多数。このような古美術商としての長年の経験で培った審美眼で選ばれた作品のみが出品されていますので、安心して作品をお選びいただけます。

2. 価格を自分で設定。思いがけず手頃な値段でお気に入り作品を入手できるチャンス
オークションと違って、入札会はご自身で作品の入札価格を設定します。開札日まで誰がいくらで入札したのかはわかりません。そのため、ご自身に無理のない範囲で価格を設定することができます。その時々の人気にもよりますが、入札した作品が思いがけない手頃なお値段で入手できる可能性があるのも入札会の楽しみです。

3. 幅広いラインナップ。最低入札価格は3万円から
「日本美術に興味があるけど敷居が高そう…」というビギナーの方、そしてすでにコレクションをお持ちの熟練者まで幅広い皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品ラインナップを取りそろえております。絵画から茶道具、工芸まで日本美術の様々なジャンルの作品からお選びください。また、価格帯も最低入札価格3万円~と意外にも手の届きやすいお値段から参加可能です。

4. いつでもどこでもどなたでも!お好きな方法で作品をチェック!オンライン入札も可能。
「廻-MEGURU-」公式Webサイト( https://meguru-auction.jp )では、すべての出品作品をオンラインで選んで入札することができます。電車の中や外出先でもスマートフォンでご覧いただくことが可能。ご自宅でじっくり作品をご覧になりたい方は全作品を掲載したオリジナルカタログを無料でお送りしております。下見会では、全作品を実際にご覧いただき、作品の状態を確認していただくことができます。遠方の方には作品の画像や、コンディションレポートをお送りするなど、ご要望に応じて作品詳細をご案内いたします。

<作品を売りたい人へのメリット>
1. 売却金額の透明性。思わぬ高値で売れる可能性も。
入札会への出品は、直接次の愛好家への売却となりますので、買取業者などの仲介が入りません。そのため、最終的な販売価格の分かる大変透明性が高い売却方法です。通常、買取業者などへ売却する場合は、その次の所有者へいくらで売れたのかがわからないことが多いため、買取価格が妥当だったのか不安が残ります。この入札会では最終的な金額が公開されますので、そういった心配がありません。また、入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。

2. 安心の査定・価格設定
古美術の街、東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術がその審美眼をもって作品を査定し、出品者の方とご相談しながら出品価格を設定します。様々な要素によって市場価値が変動する難しい美術品の査定も、古美術商が主催の入札会なら安心です。また、美術品の査定相談は無料。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。

3. 国内外約20,000人の美術品愛好家にお手持ちの作品をご紹介
加島美術では、これまで多くの国内外の日本美術愛好家の皆様に作品をご紹介してきました。創業30年を経て、その顧客数は約20,000人に上ります。この入札会では、コレクターの皆様にご出品いただいた作品をご紹介しますので、作品への思いとともに大切に、次の方へ引き渡すことができます。

4. 面倒な売却手続きを代行!
お手持ちの作品を売却する際には、査定から作品の発送まで様々な手続きがあります。この入札会では、査定からカタログ制作、お客様への紹介、支払い手続き、作品の引き渡しまで、加島美術が代行いたしますので、手間がかかりません。査定相談の後、出品決定となりましたら、作品をお預かりいたします。その後、出品者の方が行う手続きはありません。また、出品にあたっての査定や、作品を高値で売却するためのアドバイスなどは無料で対応いたします。

*出品作品は随時募集しております。
絵画や焼き物、茶道具などなど、お手持ちの美術品の整理をお考えの際は ぜひご出品ください!作品の査定は無料で行っておりますので、お気軽にご相談を。


このような取り組みを重ねることで、日本美術市場が活気付き、より多くの人の手から手へ作品が「廻る」ようになると、結果として大切な美術品が正しく後世に引き継がれていくことにも繋がります。美術品入札会「廻-MEGURU-」は正しい美術品流通の活性化で、正しい日本美術の継承へと繋げていきます。どうぞご期待ください。


■「廻-MEGURU-」公式サイトにて出品作品を先行公開
「廻-MEGURU-」の公式サイトにて出品作品が公開されます。出品作品公開と同時に入札受付もスタートします。ご自宅にいながらにしてオンライン上で、パソコンでもスマートフォンでも出品作品をチェックして、入札完了するまでの手続きが可能です。作品公開は2020年6月中旬予定。
https://meguru-auction.jp


■特別番組再放送決定
「市川右團次の古美術のススメ」が再放送されます!
6月21日(日)14:00-14:55 BSフジにて
出演者:市川右團次、中田有紀ほか
市川右團次が古美術所有者のもとを訪れ、古美術を所有するきっかけ、薀蓄、作品価値など様々な疑問をお聞きし学んでいきます。こちらの特別番組に弊社の代表も美術品鑑定士として出演。「陶磁器」「浮世絵」「筆跡」などまず古美術を知る上で欠かせないジャンルを紹介しながら巡ります。「敷居が高い」と思われがちな古美術の楽しさを伝えるこの特別番組の再放送をぜひご覧ください。


■今回の特集は…
●美人画
古来から主要な画題であり続けた美人画。その研鑚が生み出した、ひとすじの髪、たおやかな指先、立姿などに表れる洗練された女性表現は日本美術の大きな特徴となっています。今回は美人画の名手として名高い竹久夢二、伊藤深水、鏑木清方、伊藤小坡らの作品を中心に、美人画の作品をまとめてご紹介いたします。

●日本三大女流画家 片岡球子
近代日本画にチャレンジし続けた情熱の画家、片岡球子。それまでの日本画の潮流から逸脱した大胆な作風は「ゲテモノ」とも揶揄される時期すらありました。その際、かの有名な小林古径が『ゲテモノと本物の差は紙一重だ。あなたの絵を絶対に変えてはいけない。』と励まし、球子は自身の感性に従った創作を続け、やがて日本画の概念を揺るがすような独自の表現を確立しました。今回の廻では彼女の代名詞ともいえる富士をモチーフとした作品を中心に、特集しております。

●幕末維新の遺墨
幕末から明治維新へと歴史を動かした英傑たち。十人十色の書風は、激動の時代の息吹を今に伝えます。勝海舟を筆頭とした幕末三舟をはじめ、西郷南洲(隆盛)、福澤諭吉、副島種臣らの書の作品をご紹介しております。個性際立つ書の数々を是非お楽しみください。

●民藝-MINGEI-
毎回ご好評いただいている民藝特集。今回も名だたる作家の作品が揃いました。民藝とは、1920年代、思想家・柳宗悦によって提唱された芸術運動によって確立された比較的新しい美の概念です。それまでの概念を覆す新たな美の世界が生み出されました。河井寛次郎、棟方志功、濱田庄司、バーナード・リーチの作品など、素朴で温かみのある美をお楽しみください。


■今回のハイライト作品
伊藤若冲「伊勢海老図」
<最低入札価格>¥2,000,000~
https://www.atpress.ne.jp/releases/214689/img_214689_4.jpg

田中一村「珠藤図」
<最低入札価格>¥1,000,000~
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梅原 龍三郎「ベニス風景」
<最低入札価格>¥2,300,000~
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杉山寧「汐」
<最低入札価格>¥5,000,000~
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白隠慧鶴「寿老人図」
<最低入札価格>¥800,000~
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ガレ「エナメル彩ダリア紋花瓶」
<最低入札価格>¥1,000,000~
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■開催概要
美術品入札会「廻-MEGURU-」
下見会 :2020年6月27日(土)~7月5日(日)
入札締切日 :2020年7月5日(日)18時
開札日 :2020年7月7日(火)15時
会場 :加島美術
出品作品数 :約600点
入札会カタログ:約600点の出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。
ご希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

出品作品はWebサイトでもご覧いただけます。出品作品は2020年6月初旬公開予定。
https://meguru-auction.jp

※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、営業日時が変更となる可能性がございます。予めご了承ください。


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