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小田急百貨店あつぎ、9月から買い物代行サービス 新しい生活様式に対応

2020-08-26 18:55:54

小田急百貨店あつぎ(小田急百貨店発表資料より)

小田急百貨店あつぎ(小田急百貨店発表資料より)

 神奈川県厚木市中町の商業施設・小田急本厚木ミロード2にある小田急百貨店のサテライト店「小田急百貨店あつぎ」は、9月1日から買い物代行サービスを開始する。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ新しい生活様式に対応することが狙いで、CBクラウドが提供する買い物代行アプリを活用する。

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 サービス名称は「ピックゴー買い物代行」。買い物客がスマートフォン向けアプリを起動して小田急百貨店あつぎを検索し、販売している商品を選択すると、プロのドライバーが買い物を代行して自宅か指定した場所へ届ける仕組み。買い物代行の対象となる商品は食品やリビング雑貨などを予定している。

 代行料金は550円(税込)からで、購入点数や商品、配達時間によって変動する。代行料金と商品料金の合計額の5%がサービス料金として加算される。利用にはアプリ上でのクレジットカード登録が必要になる。

 配達地域は小田急百貨店あつぎから10キロ圏内。厚木市のほか、綾瀬市、伊勢原市、海老名市、座間市、平塚市、藤沢市、寒川町、大和市の一部が対象となる。24時間自由に配達時間を指定できるほか、置き配も可能だ。

 小田急百貨店あつぎは2015年、本厚木ミロード2の1階にオープンし、中元や歳暮、カタログギフトのほか、食料品、リビング雑貨、服飾雑貨などを取り扱っている。

 だが百貨店業界は、若者の百貨店離れや郊外型量販店、インターネット通販との競合で厳しい経営状況に追い込まれているうえ、新型コロナ感染拡大に伴って訪日外国人観光客需要が消失し、緊急事態宣言で休業を余儀なくされるなどしたため、深刻な打撃を受けている。

 小田急百貨店は買い物代行サービスの導入を新しい生活様式への対応と説明しているが、子育てや介護、共働きで外出しづらい世帯や高齢者らを対象に販路を拡大する狙いを持っているとみられる。

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