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米国株見通し:上げ渋りか、FRB当局者のタカ派姿勢で
記事提供元:フィスコ
*13:33JST 米国株見通し:上げ渋りか、FRB当局者のタカ派姿勢で
(13時30分現在)
S&P500先物 4,270.00(-10.1)
ナスダック100先物 13,526.40(-39.5)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。原油相場は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
12日の主要3指数は大幅高。序盤から上げ幅を拡大する展開となりほぼ高値で引け、3日続伸のダウは424ドル高の33761ドルと約3カ月ぶりの高値圏に浮上した。この日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は予想を上回る強い内容となり、減速懸念は後退。また、期待インフレ率の低下を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への警戒を弱め、長期金利の低下を好感したハイテク関連の買いが相場を主導した。
本日は上げ渋りか。前週のインフレ関連指標は軒並み鈍化を示し、FRBの引き締め姿勢を弱めるとの思惑から株買い先行となりそうだ。バイデン政権の「インフレ低減法案」が前週末に下院で可決され、やや好感されよう。景気敏感や消費関連など幅広い買いが予想され、金利高を抑制できればハイテク関連への買いも相場を押し上げる見通し。ただ、リセッション懸念は根強く、NY連銀製造業景気指数が低調なら指数の重石となろう。《TY》
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