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米国株見通し:下げ渋りか、月末・四半期末で買戻しも
記事提供元:フィスコ
*13:54JST 米国株見通し:下げ渋りか、月末・四半期末で買戻しも
(13時50分現在)
S&P500先物 3,829.60(+8.1)
ナスダック100先物 11,683.00(+45.2)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル高。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
28日の主要3指数は大幅続落。序盤にマイナスへ転じた後は下げ幅を拡大する展開となり、ダウは491ドル安の30946ドルで取引を終えた。中国経済の回復を期待した買いが先行したものの、この日発表された消費者信頼感指数は予想外に低調な内容となり地合いは悪化。インフレ高進と減速が同時進行するスタグフレーションへの懸念が売りを増幅させた。また、長期金利の過度な上昇は抑制されたが、売りに押される展開となった。
本日は下げ渋りか。前日の消費者物価指数のほか、マイナス予想の1-3月期国内総生産(確定値)は売り材料に。また、原油相場は高止まりし、インフレ懸念は根強い。一方、今晩発言予定のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は前週の議会証言同様、インフレ抑制を最優先する方針。ただ、景気減速は「不可避ではない」との見方が示されれば警戒から買いは入りづらい。一方で、月末・四半期末による買戻しが相場を支える可能性もあろう。《TY》
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