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ヨーロッパでシロアリの進出進む 温暖化が影響
記事提供元:スラド
英国でシロアリの成長と繁殖を抑制する「昆虫成長調節剤」が投入され、シロアリ根絶に成功したとする話が出ている。もともと英国ではシロアリは存在していなかったが、1994年に同国初の「シロアリのコロニー」が認定されその後、政府が水際で繁殖を抑える試みを開始したという。先の昆虫成長調節剤の投入などにより、2021年5月に行われた最終調査で根絶が確認されたそうだ。シロアリの根絶に成功したのは英国が世界初であるらしい(The Guardian、GIGAZINE)。
今回問題となったシロアリ種は温暖化の影響でヨーロッパで大繁殖しているという。フランスではシロアリ被害地域で家を売却する場合、シロアリが存在しないことを証明する必要がある法律が制定されているほどだそうだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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