概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は9日ぶりに小反落、利益確定売りが優勢

2020年11月16日 09:47

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記事提供元:フィスコ


*09:47JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は9日ぶりに小反落、利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 102507.01 -2.20%
13日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2215.99ポイント高(+2.16%)の104723.00で取引を終了した。102508.8から104725.8まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ブラジル市場にも買いが広がった。また、新型コロナウイルス・ワクチンの実用期待なども引き続き支援材料。国内では、経済指標の改善が早期の景気回復期待を高めた。9月の経済活動指数は前月比で1.29%上昇し、前月の1.06%と市場予想の1.00%を上回った。

【ロシア】MICEX指数 3025.22 -0.02%
13日のロシア株式市場は9日ぶりに小反落。主要指標のMOEX指数は前日比0.61ポイント安(-0.02%)の3025.22で取引を終了した。3027.45から2995.17まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が指数をサポートした。7-9月期の国内総生産(GDP)上昇率はマイナス3.6%となり、前期のマイナス8.0%と市場予想マイナス4.0%を上回った。

【インド】SENSEX指数 43637.98 +0.45%
14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比280.79ポイント高(+0.45%)の43637.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.45ポイント高(+0.70%)の12780.25で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。追加の景気対策の発表が好感された。財務省は12日、第4弾となる景気対策を発表した。今回の景気対策は2020年度の国内総生産(GDP)を0.25-0.60%押し上げると予測されている。また、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが2020年のインドの成長予想をこれまでのマイナス9.6%からマイナス8.9%に上方修正したことも支援材料なった。

【中国本土】上海総合指数 3310.10 -0.86%
13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比28.57ポイント安(-0.86%)の3310.10ポイントと4日続落した。

中国指標の下振れが引き続き嫌気される流れ。11日公表された10月の中国金融統計では、人民元建て新規融資が前月実績から大幅に縮小し、市場予想を下回った。また、週明け16日には、10月の小売売上高など各種経済指標が発表される。結果を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となった。米中対立の警戒感もくすぶる。トランプ米大統領は12日、米国の投資家が中国人民解放軍と関連のある企業に投資することを禁ずる大統領令に署名した。《CS》

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