相場展望9月2日号 米投資家バフェット氏『日本商社株買い』の一考察 FRB政策⇒インフレ⇒資源上昇⇒資源を扱う商社か(1/2)

2020年9月2日 08:08

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■I.米国株式市場

●1.米株式市況の推移

 1)8/31、NYダウ▲223ドル安、ナスダック+79で史上最高値、金利・恐怖指数が上昇
  ・NYダウ構成の30銘柄のうち、アップルなど上昇5銘柄・下落25銘柄。
  ・NYダウは利益確定売で4日ぶり値下がり、ナスダックはIT銘柄への投資意欲が根強く最高値を更新した。
  ・長期金利の指標である10年物国債利回り(表面利率0.625%)は0.70%と金利上昇
  ・恐怖指数(VIX)は、前日比+3.45高の26.41。ただし、長短金利差は10年物国債利回りと2年物国債とは0.574%の差が確保され、債券市場は安定している。

【前回は】相場展望8月31日号 FRBの低金利政策が長期化でも、『金利上昇する危うさ』 安部政権の『光と影』

 2)9/1、NYダウ+216ドル高の28,646ドル
  ・ISM製造業景況指数が56.0と3カ月連続での好調が、NYダウを下落から引き戻す。
  ・加えて、アップルが5G対応のiPhoneの需要の強さ、Zoomなどハイテク株の一角が買われ相場を押し上げた。
  ・株式市場が、景気や企業業績に比べ上昇が急で、市場が楽観的すぎるとの指摘が増加している。

●2.米8月ISM製造業景況指数は予想(54.8)を上回り56.0となった

 1)7月は54.2で、好調が続く。

●3.米連邦航空局が、アマゾンによるドローンでの荷物配送を承認、アマゾンが上場来高値

●4.企業動向

 1)Zoomの5~7月期は売上高4.6倍と予想を上回る増収増益、通期売上高見通しを引き上げ
  ・通期売上高は、最大23.9億ドルを見込む(予想18億ドル)。

●5.米大統領支持率調査では、トランプ氏が追い上げ、2ポイント差に迫る

 1)調査によると、トランプ 47%、バイデン 49%。
 2)トランプ氏の支持者は岩盤で投票所に行く確率が高く、かつ隠れトランプ支持者を加味すると、投票ベースでは実質的にトランプ氏が優位になった可能性が出てきた。

■II.中国株式市場

●1.上海総合指数

 1)8/31、上海総合▲8で3,395と小反落。
 2)9/1、上海総合+14で3,410と小幅高。

●2.中国、8月製造業購買担当者景気指数が約10年ぶりの高水準となった

 1)世界経済への先行きへの楽観的な見方が広がった。

●3.中国、ハイテク技術の輸出規制を強化、ティックトックの米国事業の売却交渉に影響か

 1)国営新華社通信は、ティックトックで使われている技術が輸出規制に含まれる可能性があると報道。
 2)米トランプ政権は8月中旬、バイトダンスに対してティックトックの米事業を90日以内に売却するように命令し、米マイクロソフトやオラクルなどが買収に名乗りを上げている。

続いて、「日本株式市場」の分析、「注目銘柄」へ

著者プロフィール

中島義之

中島義之(なかしま よしゆき) 

1970年に積水化学工業(株)入社、メーカーの企画・管理(財務含む)を32年間経験後、企業再生ビジネスに携わる。 現在、アイマックスパートナーズ(株)代表。 メーカーサイドから見た金融と企業経営を視点に、株式含む金融市場のコメントを2017年から発信。 発信内容は、オープン情報(ニュース、雑誌、証券リポート等々)を分析・組み合わせした上で、実現の可能性を予測・展望しながらコメントを作成。

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