東京為替:ドル・円は切り返し、仲値にかけて上昇

2020年7月9日 12:14

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記事提供元:フィスコ


*12:14JST 東京為替:ドル・円は切り返し、仲値にかけて上昇

9日午前の東京市場でドル・円は切り返し。107円30銭台で推移。107円20銭を下回る水準に失速した後、仲値にかけて国内勢の買いが強まり、107円30銭台に値を上げた。その後ドルの上昇は一服しているが、日本株や中国株の堅調地合いを受けた円売りで、ドルは下げづらい。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円18銭から107円36銭、ユーロ・円は121円52銭から121円70銭、ユーロ・ドルは1.1328ドルから1.1347ドル。

【経済指標】
・日・6月マネーストックM3:前年比+5.9%(予想:+4.4%、5月:+4.1%)
・日・5月機械受注(船舶・電力を除く民需) :前月比+1.7%(予想:-5.0%、4月:-12.0%)
・中・6月消費者物価指数:前年比+2.5%(予想:+2.5%、5月:+2.4%)
・中・6月生産者物価指数:前年比-3.0%(予想:-3.2%、5月:-3.7%)

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「新型コロナウイルスの影響を注視し、必要があればちゅうちょなく追加緩和」
「国内景気、内外のコロナの影響で極めて厳しい状態」
「物価は当面マイナスで推移、景気改善でプラスに転じた後徐々に上昇率を高める」《TY》

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