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【業績でみる株価】コメ兵は下値切り上げて底放れの動き、18年3月期大幅増益予想で収益改善
ブランド・ファッション中心に中古品買取・販売を展開しているコメ兵<2780>(東2)の18年3月期は大幅増益予想である。17年4月度および5月度の全社売上高は好調に推移しており、収益改善が期待される。株価は下値を切り上げて底放れの動きを強めている。
■18年3月期大幅増益予想、4月および5月の売上好調
18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.6%増の428億円、営業利益が同47.8%増の12億30百万円、経常利益が同50.8%増の12億30百万円、純利益が同2.1倍の7億50百万円としている。
大型店舗の新規出店(17年2月梅田店、17年5月新宿店、17年5月名駅店)と、中小型店舗の閉店による機能集約などの施策で売上が回復基調であり、売上総利益率の改善も寄与して大幅増益予想である。なお売上および売上総利益率が回復途上のため、売上高・利益とも下期偏重の計画である。
月次の売上状況(単体ベース)を見ると、全社売上高は4月が前年比4.3%増、そして6月6日発表した5月が11.7%増となった。17年3月期は売上高が減少して大幅減益だったが、18年3月期は収益改善が期待される。
■株価は下値切り上げて底放れの動き
株価は4月6日の年初来安値1000円から切り返し、6月7日には戻り高値となる1338円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して下値を切り上げ、底放れの動きを強めている。収益改善を評価して戻りを試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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