スズキ、新型SUV「VITARA」をパリモーターショーで初公開

　スズキは、2日から開催されている「パリモーターショー」で、新型SUV「VITARA（ビターラ）」を初公開した。

　同社によると、「VITARA」は、スズキが「JIMNY」や「VITARA」、「GRAND VITARA」（日本名エスクード）で培ってきた本格四輪駆動車やクロスオーバーSUVとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる面で進化させた全く新しいコンパクトSUVになっているという。走行性能を追求しただけでなく、ユーザーのライフスタイルを反映できるクルマとして開発した。

　スズキの鈴木俊宏副社長は2日の記者発表で、「スズキはコンパクトSUVのパイオニアとしてVITARAやGRAND VITARAを投入してきたが、新しい『VITARA』が新世代のSUVとして、VITARAシリーズのファンだけでなく、SUVに興味をもたれるすべてのお客様を魅了するものと信じている」と述べた。

　「VITARA」は、スズキのハンガリー子会社「マジャールスズキ」社が2015年初めから生産し、欧州各国への供給を行っていく。