【木村隆のマーケット&銘柄観察】ムゲンエステートは投資用不動産の好調が収益を牽引

2014年7月9日 12:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ムゲンエステート <3299> (東マ)は仕切り直し相場入りが有力と見られる。6月18日に東証マザーズ市場に上場されたばかりのニューフェース銘柄。上場当日は公募価格1200円に対し、初値は1320円と好スタートを切った。人気のピークはむしろその後。6月23日には1759円の高値まで買い進まれた。

  現在はそうした新規上場人気は一巡した。株価も1300円台で底を打ち、その後は1400円台に浮上、実態を評価する流れに乗り始めており今後は戻り足加速の局面に踏み込むことが予想される。

  同社は、不動産買取再販事業、不動産賃貸事業を展開する。首都圏1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)を中心に中古不動産の買取・販売等を手掛け。買取した中古不動産は築年数、専有面積、間取り、立地および管理状態等に応じて、経年劣化に伴う修繕工事などのリフォームを行うことで価値向上を図り、「再生不動産」として主に一次取得者層や個人投資家、中小企業等に販売している。

  今2014年12月期の第1四半期決算は売上げ71億6600万円(前年同期は未公表)、営業利益8億500万円を確保した。前年同期との比較はできないが、第14半期で前期の営業利益22億5400万円の37%の水準を確保しており、実態は極めて好調。今期通期についても売上げ250億3100万円(前期比20.2%増)、営業利益26億1300万円(同15.9%増)の好調な収益が見込まれている。

  不動産売買事業では、国内投資家とともに、東南アジアを中心とした海外投資家の不動産投資意欲が高まりを見せ、一棟賃貸マンションや一棟アパート等の投資用不動産の販売件数が伸びている。東京の住宅価格は、香港、シンガポールなど世界の主要都市と比較しても低く、今後とも海外投資家の買いは継続する方向が予想されている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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