USS Research Memo(9):廃自動車、廃ゴムのリサイクル事業はともに堅調推移

2013年7月2日 19:40

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記事提供元:フィスコ


*19:40JST USS Research Memo(9):廃自動車、廃ゴムのリサイクル事業はともに堅調推移

■2013年3月期の業績概要

○その他

2013年3月期の対外顧客向け売上高は前期比1.7%増の5,789百万円、営業利益は約20倍増の223百万円となった。USS<4732>グループのうち、廃自動車等のリサイクル事業を手掛けるアビヅは、売上高が同6.1%減の4,019 百万円と減少したものの、営業利益は103百万円と前期の1百万円から急回復した。鉄スクラップ相場の低迷が続いたものの、従来まで廃棄していたシュレッダーダスト(※)が高炉の鎮静剤として製鉄所向けに販売できるようになるなど取引先が増加したことで、第4四半期(2013年1-3月期)に入って収益性が大幅に改善した。

廃ゴムのリサイクル事業を手掛けるカークエスト東洋事業部の売上高は前期比6.8%増の1,335百万円、営業利益は同2.2%増の89百万円となった。弾性舗装用のゴム製品需要が引き続き堅調に推移した。

また、中古自動車輸出手続代行サービス事業を手掛けるUSSロジスティクス・インターナショナル・サービスは売上高が162.4%増の438百万円、営業利益が30百万円と前期77百万円の損失から黒字転換した。同事業は2012年3月期の第2四半期(2012年7-9月期)途中から開始した事業で、2013年3月期はフルに収益に寄与した。東京、横浜会場内のみでサービスを行っている事業で、オークション運営の補完的サービスとしての位置づけとなっている。

(※)シュレッダーダスト:廃棄された自動車や家電などの工業製品を工業用シュレッダーで粉砕し、鉄などの再利用資源を回収した後に残る、ガラス・ゴム・樹脂などの破片。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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