マツダ、ロードスター誕生35周年記念の特別仕様車を発売

2024年12月28日 13:35

 マツダは25日、ロードスターの特別仕様車「35周年記念車」を発表し、予約受付を開始した。発売は、2025年2月上旬の予定。

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 ロードスターは、1989年に日本市場でデビューし、以後3度のモデルチェンジを行いながら、累計120万台以上の販売台数を記録した。国内で生産された2人乗り小型オープンスポーツカーとしては、異例の売り上げを記録しており、自動車史に残る1台である。

 今回発表された35周年記念車は、同車種の特別仕様車の原点となる「ヴィンテージ」と、長い歴史で積み重ねた「熟成」をテーマにしている。

 マツダは2つのテーマのもと、35周年記念車のボディカラーをアーティザンレッドで染め上げた。さらにインテリアはスポーツタンを中心としており、大人の魅力を感じさせる仕上がりだ。ソフトトップとRF(リトラクタブルハードトップ)の2モデルが用意されており、好みに応じて選べるのもポイントだ。

 35周年記念車のベースには、「Leather Package V Selection(6MT)」と「RF VS(6MT)(6EC-AT)」の2モデルが選ばれている。専用装備も充実しており、エクステリアはRF 35周年記念車ではシリアルナンバー付きの特別なオーナメントや、高輝度塗装の17×7Jインチアルミホイールを採用している。

 インテリアは2モデル共通で、エンボス加工のヘッドレスト、スポーツタンのフロアカーペットや専用フロアマットなどを装備している。

 希望小売価格は375万3,200円~438万2,400円。

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