26日上場のGVA TECHは700円で初値をつけた後も底堅く売買される
2024年12月26日 10:25
■公開価格は690円、法務業務のDX化やスタートアップ企業の法務など展開
12月26日に新規上場となったGVA TECH(ジーヴァテック)<298A>(東証グロース)は、AIやテクノロジーを活用し、法務プロセスのDX化を推進する「LegalTech(リーガルテック)SaaS事業」を行う。取引開始後に700円(公開価格690円の1.4%高)で初値をつけ、午前10時現在はこれを高値に680円前後で売買されている。
法務DXから企業競争力の向上を提案する唯一のリーガルテック企業。主に法務部門や法律事務所向けに法務業務のDXを推進する「LegalTech SaaS事業」及び社内に法務機能が無いようなスタートアップ企業や中小企業でも簡単に登記手続きが行える「登記事業」の2つのサービス群を主要なサービス群として提供している。設立は2017年1月。
業績見通し(2024年12月期・個別、会社発表)は、売上高を11億66百万円(前期比60.2%増)とする一方、引き続き「LegalTech SaaS事業」における新規顧客拡大及びサービス開発強化への先行投資を継続し、営業損失の発生を見込み、営業利益は5億57百万円の損失(前期は416百万円の営業損失)、当期純利益は5億68百万円の損失(前期は431百万円の純損失)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)