ラキール:eラーニングの課題を解消する動画配信型教育サービスを東京製綱に提供

2024年12月23日 12:43

*12:43JST ラキール:eラーニングの課題を解消する動画配信型教育サービスを東京製綱に提供
ラキール<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0407400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4074></a>は、国内トップシェアのワイヤロープメーカーである東京製綱<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0598100?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5981></a>の従業員教育の取り組みとして、動画配信型教育サービス「LaKeel Online Media Service」が採用されたことを発表した。

「LaKeel Online Media Service」は、「利用率が思うように上がらない、思ったほど効果が出ない」というこれまでのeラーニングの課題を解消する企業向け動画配信型教育サービスとなる。学習理論のTPACKをベースに制作されたアニメコンテンツは学習効果が高く、1本2-3分程度とマイクロコンテンツ化されており、日常業務の隙間時間や休憩時間など、いつでもどこでも学ぶことができる。「LaKeel Online Media Service」は〈点の学習〉から〈線の学習〉を実現し、より高い効果が得られる「ブレンディット・ラーニング」と呼ばれる最新の学習メソッドを提供している。

東京製綱では、これまで安全装置の導入や機械設備の改善といった物理的な対策を強化していたが、安全意識の欠如やヒューマンエラーに起因する労働災害が継続して発生しており、大きな課題となっていた。特に新入社員や派遣社員といった「新規労働者」による労働災害が全体の約40%を占めている点や、ベテラン従業員の不安全行動による災害も発生していることから、職場全体の安全意識向上が求められていた。

また、事業場での安全教育の担当者が世代交代を迎え、効果的な安全教育および資料作成の難しさも課題となっていた。従来の座学やOJT教育に加え、VR体感教育や安全体感道場といった取り組みも行われてきたが、これらは主に新人を対象としており、多くの従業員まで教育が行き届かず、効果が限定的であった。こうした背景から、全社的に効果的かつ持続可能な教育を実現するため、「LaKeel Online Media Service」の導入に至ったという。《NH》

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