ラキール:日本住宅ローンからクラウド型システム開発運用基盤「LaKeel DX」を受注

2024年12月23日 11:26

*11:26JST ラキール:日本住宅ローンからクラウド型システム開発運用基盤「LaKeel DX」を受注
ラキール<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0407400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4074></a>は、日本住宅ローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:安藤 直広、以下「日本住宅ローン」)より、クラウド型システム開発運用基盤「LaKeel DX」とデータ統合・分析基盤「LaKeel Data Insight」を受注したと発表した。

ラキールは、企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」とその関連製品の開発・販売等をてがける。「LaKeel DX」は、機能の一つひとつを部品として開発し、蓄積しており、それらを組み合わせることでシステム開発を可能とする。システムは部品単位で追加や入替ができ、部品は他のシステムの開発時にも再利用できるため、開発の生産性が飛躍的に向上する。これにより高度なエンジニアリングスキルを必要としないローコードでのシステム開発が可能で、あらゆるクラウド環境に対応出来、クラウド環境の技術移転にも柔軟に対応出来る。

日本住宅ローンは、提携先であるハウスメーカー及び住宅の購入を検討している顧客からのニーズに迅速に応えるため、2025年春に新しいローンサービスの提供を開始する予定。新ローンシステムの構築にあたり、ビジネス環境の変化やIT技術の進歩に応じてシステムを柔軟に素早く改修できることが必須であり、部品を組み合わせて開発できるプラットフォーム「LaKeel DX」が採用された。かねてより課題であったレガシーシステムの脱却に着手。段階的にパッケージシステムに移行する計画を策定し、「LaKeel Data Insight」を活用することで、移行期間中のデータ不整合のリスクを回避しながら社内でバラバラに管理されているデータを集約。パッケージシステムに移行できない一部の機能については、「LaKeel DX」上で構築し、社内システムの技術統一を推進している。

日本住宅ローンは、積水ハウス、大和ハウス工業、住友林業、セキスイハイムの4大ハウスメーカーと三菱HCキャピタルの共同出資により2003年5月に誕生した住宅ローン専門の金融機関。同社のような金融機関の多くが抱えている「レガシーシステム問題」からの脱却を模索する動きに対し、「LaKeel DX」による先駆的なソリューション事例となることが期待される。《NH》

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