【株式市場】前場の日経平均は63円高、日米の金融政策会合を前にTOPIXは小安い
2024年12月16日 12:32
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万9533円95銭(63円11銭高)、TOPIXは2745.46ポイント(1.10ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億1246万株
12月16日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が午前9時半前に161円73銭高(3万9632円17銭)まで上げたものの、10時40分過ぎには17円82銭安(3万9452円62銭)まで軟化する場面があり、様子見姿勢が漂った。米国の金融政策決定会合FOMC(17、18日)と日銀の同会合(18、19日)を控え、相場観が強弱交錯した様子。中で、東レ<3402>(東証プライム)が活況高となり投資判断の引き上げなど好感。アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株もしっかり。丹青社<9743>(東証プライム)は第3四半期の8割増益と通期予想の増額修正など好感され活況高となった。
日本マイクロ<6871>(東証プライム)やソシオネクスト<6526>(東証プライム)が出直りを強め、米国の対中国制裁を巡り日本企業には一段の制裁強化を求めない期待などに加え、ソシオには投資ファンドの保有などの思惑も。Hamee<3134>(東証スタンダード)はストップ高となり上期の営業利益6割増に加え収益構造が下期型のため注目集中。Heartseed(ハートシード)<219A>(東証グロース)は10月決算と今期予想など好感され2日連続ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は8億1246万株、売買代金は1兆7144億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は821銘柄、値下がり銘柄数は746銘柄。
東証33業種別指数は16業種が値上がりし、繊維製品、ゴム製品、金属製品、機械、建設、証券商品先物、非鉄金属、その他製品、電気機器、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)