レントラックス:成長軌道へ回帰、キャピタルゲインを得ながらグロースを待てる状況
2024年12月13日 13:49
*13:49JST レントラックス:成長軌道へ回帰、キャピタルゲインを得ながらグロースを待てる状況
レントラックス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0604500?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6045></a>は成果報酬型広告サービス事業、検索連動型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業などを展開している。2025年3月期の第2四半期(2Q)時点での広告ジャンル別取扱高シェア構成は、金融が前年同期比2.1pt減の37.3%となり、エステティックが同3.2pt増の11.5%、不動産関連が同2.0pt増の9.7%、自動車が同1.2pt増の7.7%、転職求人が同2.0pt増の6.2%、士業が同1.8pt増の4.7%と続く。
2025年3月期の第2四半期(2Q)決算は、累計売上高が前年同期比17.0%増の1,912百万円、営業利益が同86.4%増の605百万円と過去最高を更新、期初予想(売上高1,611百万円、営業利益385百万円)を上回って着地した。成果報酬型広告サービスの概ね全ジャンルにおける獲得強化の影響に加え、中古建設機械マーケットプレイス関連事業が寄与した。セグメント別では成果報酬型広告サービス事業が売上高で前年同期比22.0%増の1,089百万円、セグメント利益で同22.0%増の1,089百万円、検索連動型広告代行事業が売上高で同11.0%減の23百万円、セグメント利益で同11.0%減の23百万円、中古建設機械マーケットプレイス関連事業が売上高で同35.1%増の579百万円、セグメント利益で同7.2%増の80百万円、その他事業が売上高で同22.9%減の220百万円、セグメント利益で同29.7%減の140百万円となった。成果報酬型広告サービスの成果獲得増、中古建設機械マーケットプレイス関連の海外取引増が目立つ格好となっている。通期では売上高で前期比15.6%増の3,808百万円、営業利益で同78.5%増の1,165百万円と大幅増収増益が見込まれている。
業績が回復から成長軌道へ乗り、配当利回りも3%を上回っており、キャピタルゲインを得ながらグロースを待てる状況にも注目しておきたい。《NH》