東証グロース市場250指数先物見通し:小動きも堅調か

2024年12月9日 08:05

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:小動きも堅調か
本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きながらも堅調な展開を見込む。先週末6日の米国市場のダウ平均は123.19ドル安の44,642.52ドル、ナスダックは159.05pt高の19,859.77ptで取引を終了した。雇用統計を受けて12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が高まり、寄り付き後、上昇。その後、数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げに慎重な姿勢を示したため、利下げペース減速の思惑が強まり、相場は伸び悩んだ。ダウは終日軟調に推移したものの、ナスダックは早期利下げ期待が支援し終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きながらも堅調な展開を見込む。もたつき始めている米国株との相関性や連動性は薄れつつあり、グロース市場は底堅さを見せている。高値もち合い続いている中でも、RSIやストキャスティクスが軒並み中低位で落ち着いており、買い手優位となりそうな状況だ。月後半のIPOラッシュを前に、新興市場への関心が高まる可能性もあり、75日移動平均線近辺での押し目買いも期待できそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の636ptで終えている。上値のメドは645pt、下値のメドは630ptとする。《SK》

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