LINEヤフーの株価は堅調、「LINEアルバム」不具合の修正完了と発表し買い安心感が戻る
2024年12月6日 10:03
■他のユーザーの画像が混在したサムネイルが表示されたがすべて正しく表示
LINEヤフー<4689>(東証プライム)は12月6日、取引開始後に433.6円(6.1円高)まで上げて堅調に売買され、約1か月前につけた戻り高値439.6円に向けて出直っている。『LINEアルバム』で発生した不具合について、5日、「11月30日に不具合の修正が完了し、現在はすべてのアルバムでサムネイル画像が正しく表示されております」と発表、買い安心感が戻る相場になった。
5日、11月28日に発生したLINEのアルバムにおいてサムネイル画像が正しく表示されない不具合(以下、本不具合)について、11月30日に不具合の修正が完了し、現在はすべてのアルバムでサムネイル画像が正しく表示されているとした。発表によると、本不具合は、LINEのアルバムのサムネイル画像を作成するシステムのアップデート時に、同システムに関するプログラムの不備により発生した。LINEのアルバムでは、画像を長期保存するため、投稿から35日以上経過した画像を圧縮変換して保存しているが、この圧縮したアルバムの画像をサムネイル画像に変換する工程で、処理が集中した際に、画像のデータが混在した状態で変換処理が行われたため、他のユーザーの画像が混在したサムネイルが表示されてしまった。
他のユーザーのアルバムのサムネイルに、自分のアルバムのサムネイルが表示されたユーザー数は、日本国内で約7万人(海外を含めると約13.5万人)と推定され、自分のアルバムのサムネイルに、他のユーザーのアルバムのサムネイルが表示されたユーザー数は国内で約5.5万人(海外を含めると約11.4万人)と推定されるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)