川辺 2Qは減収なるもフレグランス事業が増収を果たす

2024年11月14日 18:55

*18:55JST 川辺---2Qは減収なるもフレグランス事業が増収を果たす
川辺<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0812300?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><8123></a>は11日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.3%減の55.94億円、営業損失が1.88億円(前年同期は0.90億円の損失)、経常損失が1.32億円(同0.46億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益が0.12億円(同0.73億円の損失)となった。

身の回り品事業の売上高は前年比96.0%となった。ハンカチーフの売上は前年比96.4%となった。スカーフ・マフラーの売上は前年比98.2%となった。タオル・雑貨の売上は前年比93.8%となった。

フレグランス事業の売上は前年比105.6%となった。前期に導入したブランド「CREED」や「ACQUA DI PARMA」の銀座シックス店などの単一ブランド店の売上伸長に加え、インバウンド需要による売上伸長、既存主力ブランド(BVLGARI, FERRAGAMO, VERSACE)商品の売上前年比105~110%の実績もあり、主力販路である百貨店、直営店の売上は前年比120.6%と順調に推移した。一方、ホールセー ル部門における主力ブランドであった「CAROLINA HERRERA」の契約終了にともなう売上の減少があったが、同事業全体の売上は前年比105.6%となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増の137.11億円、営業利益が同1.0%増の2.55億円、経常利益が同8.0%増の3.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.0%増の2.83億円とする期初計画を据え置いている。《ST》

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